春の嵐が過ぎ去ったあとの夕焼け空が綺麗だったから…
先週中の東京は月曜日と土曜日が大雨&強風の嵐に見舞われた。そして土曜日は午後から急に晴れてきた。と言っても一気に雲が流れ去ったのではなく、まだあちこちに夏のようなモコモコした雲が湧いて、北風に流されている。これは日が沈む前後に良い感じになるに違いない!
間もなく日没…
ほら、上空の雲が夕日に照らされて良い感じになってきた。秋のように薄い雲が真っ赤に染まったりはしなさそうだけど、複雑なグラデーションになってきた。
こういう場合はホワイトバランスをCTEに設定するに限る。それだけでドラマチックになる。いや、実際にみた一眼レフファインダーの中もこんな感じだった(はず)。
撮影時はRAWで記録したが、現像時に「雅」相当(Lightroomの「自然な彩度」プロファイル)にした。だから紫系の色はかなり強く出ているかも知れない。
東京スカイツリーも赤く染まってきた。展望台は休業中で今は無人だが、とても綺麗な東京の夕景が一望できているはずだ。
1分ごとに景色を目まぐるしく変えながら、太陽は北西に沈んでいった。地平線付近の雲はオレンジ色に染まってとても綺麗だ。そして外出自粛に沈んでいる東京のビル街を照らしている。
もしかしたら、経済活動が低下することで東京の空は一段と綺麗になったりするのかも知れない、と思っているがどうなのだろうか? 数週間じゃ変わらないか?
今回はたまたま土曜日だったが、こういうことが平日にあると、いつもは会社から「今日の空は綺麗に焼けてるなー、綺麗だなー、写真に撮りたいなー」と、指をくわえて見ていることがある。しかし在宅勤務していると、平日でも綺麗な空はすぐに捕まえられるのがちょっと嬉しい。
そして、家から撮れるものと言えば…
月がとても大きかったから…
もう2週間ほど前のことになってしまうが、ちょうど東京都などに緊急事態宣言が出されて騒然としていた4月7日から翌日にかけて、今年一番のスーパームーンが見られた。
月は最小時と最大時で直径比で14%も大きさが変わるそうだ。つまり、14%長いレンズで撮るのと同じ効果になる(ん?正しいのか?)。これは大きい。
Nikon D500, AF-S 200-500mm F5.6E ED VR, Photoshopによる合成
いくら大きいとは言え、ただ月をどアップで写しただけではつまらないので、ちょっと遊んでみた。
こういうシーンが撮れたらいいよね、ということで、もちろんこれは別撮りした2枚の写真をPhotoshopで合成したものだ。大きさとか明るさの比率も超適当だ。でもこの月に飛行機のシルエットでも重ねたらもっと完璧かもしれない。
家に引きこもっている間は、パソコン上で写真をこねくり回しているのが一番暇つぶしになる。