雨の日は絶好の紫陽花写真日和だから

2019-06-21

 また紫陽花を撮りに行ってきた。

 もう今年の紫陽花については満足した気になっていたけど、先週の土曜日は予報通り朝から雨。しかもかなり強い雨が降っていて、これなら相当しっとりと水滴がしたたってるはず。せっかく暇な休みの日に雨が降ったのだから、やっぱりもう一度撮っておこうかと思い直し、カッパを着込んで傘を持って出かけてみた。

紫陽花と水玉PENTAX K-1改, D FA MACRO 100mm F2.8, f4.0, 1/125sec, ISO1600, +0.3EV
 うん、やっぱり雨に濡れると紫陽花は一段とそれっぽくなる。この蕾についてる水玉はなにがどうなっているのかよく分からない。でもかわいい。やっぱり紫陽花はこうでなくっちゃ。

 カメラはK-1改にDFAマクロ100mmF2.8。雨と紫陽花と言えば、この組み合わせ以外は考えられない。自分はカッパを着込んだけれどカメラとレンズは特に雨対策はしていない。DFAマクロ100mmはWRだけど多分大丈夫なはず。

雨の紫陽花PENTAX K-1改, D FA MACRO 100mm F2.8, f4.0, 1/125sec, ISO800, +0.3EV
 雨の日は昼間でも薄暗いので光がほしくなる。ローキーな雨の紫陽花写真最高!とか思っていたのに、実際はこんな写真ばかり撮ってしまった。Lightroomのスライダーを右に左にいろいろ弄って無理矢理ローキーにしてみたりしたけど、やっぱり無理。

 ほとんどディテールが見えないくらい暗く沈んでいるけど、質感が浮き立っている写真に憧れているのだけど、ああいうのはどうやって撮るんだろう? 単に露出調整だけじゃないことは分かるのだけど、現像ソフトのパラメーターを見ているだけではさっぱり分からない。

額紫陽花PENTAX K-1改, D FA MACRO 100mm F2.8, f5.6, 1/125sec, ISO3200, -0.7EV
 そして懲りずに今回も額紫陽花の咲いてる花の部分を100mmマクロでどアップにしてみた。

 この日の雨はそこそこ強くて、降ってくる雨粒で花も葉も揺れているくらいだったのに、それこそ水玉だらけかと思ったらそうでもない。でも全体に艶々しているからやっぱり晴れや曇りの日とは違う。

ポツンと紫陽花PENTAX K-1改, D FA MACRO 100mm F2.8, f2.8, 1/125sec, ISO200, -0.7EV
 もう6月も下旬に入ってきたけど、まだまだ咲き始めの紫陽花もかなり多かった。ワサワサとたくさん咲いてるのもいいけれど、こうしてポツンと一輪(と数えていいのかな?)だけ咲いているのも、紫陽花らしくなくてむしろ良い。そして念願叶ってローキー気味に仕上げてみた。

小さな紫陽花PENTAX K-1改, D FA MACRO 100mm F2.8, f3.5, 1/125sec, ISO400, 0EV
 うん、満足だ。やっぱり紫陽花に雨は欠かせない、と一人で納得した。

 カメラはずぶ濡れになったけど全然問題なかった。さすがペンタックス。

関連記事