高さ300mの日本一高いビルから大阪の街を見下ろす

2019-08-10

 またもや大坂に行ってきた。理由については… まぁアレだ。大詰めを迎えたマイル修行のだめだ。進捗率90%を超えたところで、ルート組み立てやついでの観光を考えるのも面倒になり、最後はひたすら羽田-大阪を往復することになる。マイル修行あるある状態だ。

 伊丹空港は今年だけでも一体何度目だろう? もういい加減飽きたな、と思ったので今回は目先を変えて往路に関空を利用してみた。生粋の東京人なので関空に降り立つのは初めてだ。

あべのハルカス展望台RICOH GR3, f8.0, 1/200sec, ISO100, 0EV
 関空を一通り見物してから電車に乗って大阪の中心部に向かう。その途中に車窓から見えた巨大なビルに興味を引かれ、天王寺で途中下車してしまった。

 そのビルこそが現時点で日本一の高さをもつ「あべのハルカス」だ。都内にあるどんなビルより、横浜ランドマークタワーよりも高い。その身長は300mあるだそうだ。これは上ってみるしかない!

あべのハルカス展望台の親子RICOH GR3, f8.0, 1/250sec, ISO100, 0EV
 チケットを買って最上階の展望台まで一気に上がる。土曜日のお昼頃だがエレベーターは自分を入れて二人しか乗っていない程度に空いていた。展望台もガラガラでとても眺めがいい。

 展望フロアはビルの縁まで全面ガラス張りでとても眺めがいい。さらに一部は床もガラスになっている。高いところは大好きな方だが、さすがに一瞬ゾゾッと来る瞬間がある。状況が状況なら吊り橋効果も十分期待できるだろう。

あべのハルカス展望台からの眺めRICOH GR3, f8.0, 1/320sec, ISO100, 0EV
 猛暑のとても良く晴れた日だったが夏らしく遠くの方は霞んでいた。この高さになるとゴチャッとしてもはや大阪だか名古屋だか東京だか、一見見分けが付かないくらいだけど、良く見ると左下には通天閣、右奥の方には大阪城が見えており、正面奥の方の高層ビル街は梅田や中ノ島のあたりなのだろうと思う。遙か遠くに霞むのは箕面や宝塚の山々だと思う。

あべのハルカス展望台RICOH GR3, f8.0, 1/400sec, ISO200, 0EV
 展望回廊の真ん中は吹き抜けで中庭になっていた。ウッドデッキでお茶を飲んだりできそうなスペースだったが、営業時間外なのか誰もいなかった。夜しかやってないのだろうか? 大阪の夜景を一望するなんてとてもロマンチックに違いない。もういろんなものが落ちてしまうのではないだろうか?

 ちなみに普通に誰でも入れる展望台から更に上、ヘリパッドへと上がるツアーもあるそうだ。どのくらいゾゾッと来るものなのか、ちょっと興味がある。

関空の駅ホームRICOH GR3, f5.6, 1/30sec, ISO1250, 0EV
 ここからはおまけなのだが、関空の駅がなかなか格好良かった。これはJRのホーム。かなり広々している。停車しているのは京都方面からやってくる特急「はるか」の車両だ。一面キティちゃんだらけなのはどうしたことだろう?

関空連絡橋RICOH GR3, f11, 1/30sec, ISO100, 0EV
 そんな派手な電車を横目に見ながら普通の快速電車に乗って大阪中心部へと向かった。昨年の台風では大変なことになった連絡橋を渡った。こんな穏やかな海が関空を水浸しにし、船を流してこの橋に激突させたなんて信じられないくらいだ。壊れた橋はすでにすっかり修理されていて、電車であっという間に過ぎ去る限りは痕跡はどこにもなかった。

 

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