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4月上旬に早くも開花したと聞いて亀戸天神の藤を見に行く

 ソメイヨシノの季節がやっと終わったと思ったら、休む間もなく4月上旬には早くも藤が都内でも咲き始めた。例年だと4月下旬からゴールデンウィークにかけてが旬と思っていたが、昨年撮った写真を見返してみると、やはり4月中旬には綺麗に咲きそろっていたらしいから、ここ数年で言えばそんなに珍しいことではないのかもしれない。

 実は亀戸天神に藤の様子を見に行ったのは、このエントリーを書いている1週間前(4月9日)のことで、すでに状況は大幅に変わっている(ほぼ満開になっているか?)だろう。そんな感じでかなりタイミングを外しているのだが、でも2023年の亀戸天神の藤の記録としてまとめておくことにした。

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(26.5mm), f11, 1/80, ISO100
 西側の池のまわりの藤棚。もうわりとしっかりと咲きそろっていた。東京スカイツリーと巨大なクスノキとの取り合わせも見事だ。何より青空が良い。
 

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(110mm), f11, 1/1000, ISO100
 ゲイン塔がチラっと見えるとカメラを向けてしまう。亀戸天神で写真を撮るなら東京スカイツリーはどうしても外せない。藤とスカイツリーの両方がよく見えるポイントには人だかり(主にカメラを担いだ同業者たち)が出来ていたりする。みんな譲り合いで治安はとても良い(少なくとも自分が体験した範囲では)。
 

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(67mm), f4.0, 1/400, ISO100
 奥の赤い太鼓橋と藤と池。いかにも亀戸天神らしい風景だ。ここの藤は早咲きの部類だったっけ。

 境内にはすでにいくつか屋台が出ていたが、予定外に早い開花のせいかすべては揃っていなかった。だから完全に屋台が並ぶとこの景色は見づらくなってしまうのでラッキーだったかも知れない。
 

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(24mm), f9.0, 1/320, ISO100

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(120mm), f5.0, 1/320, ISO100
 亀戸天神の藤は老木が多くて、一時は樹勢がかなり落ちてどうなることかと思ったが、今年見た感じでは徐々に回復しているようにも見える。咲き始めでこれだけしっかり花が付いていれば、満開になるとかなり見応えがあるだろう。
 

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(120mm), f5.6, 1/320, ISO100
 中央参道のメインの藤は先週末時点ではまだこんな状態だった。ここは亀戸天神の中では特に長い藤の花が咲いてとても見事な景色になる。今週あたりはもう咲いているだろうか?
 

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(110mm), f5.6, 1/800, ISO100

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(93mm), f4.5, 1/400, ISO100
 その他にもまだ咲き始めたばかりの棚もたくさんあった。だから全体としてはもしかしたら今月いっぱいは十分に楽しめるのかもしれない。
 

Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-120mm f/4 S(33mm), f4.0, 1/640, ISO100
 亀戸天神と言えば船橋屋。ここの店先も藤棚になっている。船橋屋と言えば昨年はろくでもないニュースでプチ炎上したりしていたがどうなったのだろうか? そんなことはお構いなしに、藤は綺麗だ。
 

 
 

 藤以外にも八重桜やツツジ、シャガ、ハナミズキなどいろいろ咲いていた。写真は割愛するが、八重ではない山桜のような一重の桜もまだ残っていて、季節感がギュッと圧縮されたような状態だった。
 

【2023年4月16日】追記
 1週間後の今日、4月16日ごろにちょうど満開となっていました。屋台のおばちゃんが「こんな時期に満開になっても困るのよね〜」とぼやいていました。


 


 
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