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PENTAXホットシューカバー「N」はNikonによく似合う

 先月末に「PENTAXクラブハウス」が四ッ谷にオープンしたのを記念して、久々に「PENTAXミーティングオンライン」が開催された。その内容については以下の記事が詳しいので、ここでは割愛する。DFA100mmマクロのリニューアルについては実物が出たら考えよう。

 さて、当日はいろいろ予定があってとても忙しかったのだが、なんとか都合を付けて参加した。というのは、このオンラインイベントへの参加特典としてホットシューカバー「N」が配布されることになっていたからだ。絶対に手に入れなくてはならない。

 2019年には赤い「P」のホットシューカバーが、そしてコロナ禍を経て2021年にオレンジの「E」が配布され、今年は黄色い「N」となる。あと3年かけて「T」「A」「X」 の全6種類が揃うことになっている。

 ピークデザインのアンカーの色違いを集めているのと同じ気持ちで(いやそれ以上の気持ちで)このホットシューカバーも集めなくてはならない。

 ということで、夏休み真っ最中の8月某日、RICOHロゴ入りの白い封筒が普通郵便で届いた。昨年の「E」も同じような封筒で届いたが、その時は切手が貼ってあった。今回はPENTAXロゴ付きの別納郵便扱いになっている(細かい)。
 

 現時点で揃った「PEN」を並べてみる。ふむふむなるほど。

 なお赤い「P」は一時期本当にK-1改に取り付けて使っていたことがある。なので少し汚れてはいるのだが、塗装は思いのほか頑丈で傷が入ったり剥げたりしていない。
 

 とりあえずPENTAX K-3 Mark IIIにつけてみた。明るい黄色はシルバーボディには意外に溶け込んで似合ってると思う。うん、これは良いかも知れない。

 でもここでふと思い出す。黄色い「N」といえばもっと似合うカメラがあるのではないか?と。
 

 これ! 黄色い「N」といえばニコンだろうということで、Z 5に取り付けてみた。ニコンダイレクト限定のニコンイエローなpdアンカーとも合っている。これでNが縦長の斜体フォントだったら完璧なのに。
 

 が、良く見るとサイズが合っていない。ホットシューは規格もので基本的な互換性は保たれているはずだが、メーカーや機種によって細かい部分の形状やサイズが微妙に異なっている。Z 5はKマウント機よりも奥行き方向に長いようだ。

 なのでPENTAX仕様のホットシューカバーでは隙間が開いてしまう。でもまぁ良いか。とりあえず接点を隠すという役割は果たしているし、そもそもドレスアップアイテム要素が強いものだから。
 

 余談だが、その昔キヤノンのEOSシリーズには伝統的にホットシューカバーが用意されていなかった(標準添付もされていなかった)という。しかしある日、EOS-Mか何か新製品が発売されると、そこにはプラスチック製のホットシューカバーがついていた。CP+みたいな展示会で「このホットシューカバーはEFマウントのEOSにとりつけてもいいですよね?」と、質問と言うより雑談のように話したとあるユーザーに対し、対応していた説明員の方は「動作検証されてないので推奨しません」と答えたという逸話がある。都市伝説ではなくて事実と確認されている話だ。

 ホットシューカバーに動作検証とは!と驚いたものだが、実際にEOSではホットシューのレール部にスイッチが仕込んであるとか何かで、適当な汎用ホットシューカバーをつけると、内蔵フラッシュが機能しなくなったりすることがあるらしい。余談終わり。
 

 なお、2022年バージョンの黄色い「N」はわりと本気でNikon Z 5でしばらく使ってみようと思っている。それだとせっかく造ってくれたPENTAXに悪いので、赤い「P」を現場復帰させてPENTAX K-3 Mark IIIで使ってみることにした。「P」と「N」と分かりやすくてとても良いではないか(そんなことしなくても間違えることなどないのだけど)。
 

 ということで、最後に恒例の集合写真を撮っておく。ここ最近急速にコレクションが充実してきている。pdのアンカーと同じく取り付けるだけのカメラが足りない状態だ。
 

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