クラウドファンディングで購入した「J limited 真田紐ハンドストラップ」が届いた

2022-07-15

 クラウドファンディングを利用して「J limited 真田紐ハンドストラップ」の発売が開始されたのは今年の3月末。限定数は250本で価格は15,000円だった。募集は4月27日に締め切られ、めでたく目標金額を3倍以上オーバーし250本全数完売となった。

「J limited 真田紐ハンドストラップ」クラウドファンディングのWEBページ

 自分はJ limitedを持っていないし、ストラップとしてはなかなか良いお値段過ぎるのでどうしようかな?と悩んでずっと静観していたのだが、結局終了間際になって駆け込み(残り50本を切ったあたり)でポチッと購入してしまった。後悔は全くしていない。

 なおクラウドファンディングであるからには、出資とか支援と表現するのが本来なのかも知れないが、このプロジェクトは事実上の1回限りの限定売り切りみたいなもので、ネットショッピングとそう変わらないというのが実態である。少なくとも買う側にとっては(売る側にとっては全く意味が違うのかも知れない)。
 

大きな箱で届いた「J limited 真田紐ハンドストラップ」
 
 そして6月末のある日、ハンドストラップが1本入ってるだけとは思えない大きな段ボール箱が届いた。↑この写真はもちろん箱の容積のほとんどを占めていた緩衝材を取り除いた後の状態だ。なるほど、化粧箱の長辺サイズが微妙に大きいせいだったのか。

 ついでにおまけのJ limitedカードは化粧箱にも入っておらず緩衝材の海にそっと埋もれていた。興奮して箱をひっくり返し、邪魔な緩衝材をエイッとゴミ箱に捨ててしまい、カードを見失ってしまった人もいたとかいないとか(伝聞または風説)。
 

「J limited 真田紐ハンドストラップ」化粧箱とカード

 化粧箱とカードを取り出してみた。

 なお発送はわりと少量ずつ先着順に行われていたようで、Twitterのタイムラインには毎日「届いた!」という報告が上がっていたが、実際に届いたのは発送開始から1週間くらい経ってからだった。ポチったのが遅かったのだから仕方ない。
 

「J limited 真田紐ハンドストラップ」化粧箱開封

 化粧箱を空けてみるとこうなっていた。真田紐のストラップが鎮座しているのはもちろんだが、上蓋の裏にはJ limitedメンバーお二方の直筆サインが入っている。解読すると”TKO”と”ank”と書いてある。
 

「J limited 真田紐ハンドストラップ」同梱品

 同梱品は説明書を除くとこの3点だ。ストラップ本体は当然として、2つおまけの黒いプラスチック製品が入っている。それは……
 

「J limited 真田紐ハンドストラップ」同梱のおまけ2点

 左は「J limitedと真田紐師 市村藤斉氏とのコラボレーションを記念したプレート」で、穴にボールチェーンや紐などを通してちょっとしたキーホルダー的な使い方ができる。

 右はAPマーク(後期型)入りのホットシューカバーだ。ベースは製品に標準添付されている黒い普通のホットシューカバーと思われる。またもやホットシューカバーのコレクションが増えてしまった。
 

「J limited 真田紐ハンドストラップ」

 真田紐のストラップは細部までとても丁寧に作り込まれていて、目で見て手にとってみるだけでとても良いモノであることが分かる。J limitedのロゴとタグがついているが控えめでとても良い。これならカメラ本体はJ Limitedでなくても違和感はないだろう。
 

「J limited 真田紐ハンドストラップ」

 なおタグのすぐ横とその裏側の二カ所に、真田紐特有の糸の継ぎ目と思われる部分がある。これは手作りで編んでいる真田紐ならではの風合いとして楽しむべき部分だ。むしろまっさらで綺麗だとちょっと味気ないかな?と思っていたので、2カ所も糸継ぎ跡があってむしろ嬉しい。

 さて、このストラップは「一眼レフ用のハンドストラップ」として作られている。「レフ」の部分はリコーイメージング製だからと解釈すれば、つまるところフルサイズクラスのレンズ交換式カメラに対応する、ということだ。そういう大型のカメラでハンドストラップを使うということはあまり一般的ではないので珍しい。
 

「J limited 真田紐ハンドストラップ」を取り付けたK-1改

 ということで、K-1改に取り付けてみた。これがなかなか良い。見た目ももちろんだが取り回しというか使い勝手も悪くなさそうな気がする。とても柔らかいのにしっかりしている。手首にかけてK-1改クラスの1kg超えのカメラをぶら下げても不安感がなさそうだ。まだ実際この状態で写真を撮りに出かけていないので最終結論ではないのだけど。

 通常使っているピークデザインのSLIDEは、斜めがけにしたときの使い勝手の良さもさることながら、ストラップの取り外しが簡単にできる点が特に気に入っている(それはSLIDEの特徴というよりはピークデザインのアンカーシステムの特徴だ)。最近はストラップなしでカメラを使うことも多い。首や肩に提げることなく、カメラバッグに直接入れたり出したりで事足りることが多いし、むしろストラップが邪魔になることも多い。

 そう考えるとこのサイズのカメラにハンドストラップというのはアリではないかと思う。せっかく真田紐ストラップを取り付けてみたので、久しぶりにこのK-1改を持って写真を撮りに行ってみたいと思う。
 

 なお実は春先のクラウドファンディングでポチったものはもう一つあって、そってもそろそろ発送の連絡が聞こえてきてもいい頃だと思うのだが……そちらも期待して待っているところだ。

 

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