「J limited 真田紐ハンドストラップ」に続き、もう一つクラウドファンディングで購入したPENTAX製品がようやく届いた。
これも今年の3月末に募集開始されたものなのだが「J limited 真田紐ハンドストラップ」とは事情も経過も少し異なっていてややこしい。
↑これがその募集ページなのだが、見ての通りPENTAX K-3 Mark IIIのJet Blackがメインの商品となっている。価格は1台30万円で限定数は232台だったが、最終的にほぼ半分の113台の申し込みがあったようだ。それでも一応目標金額は達成している。
そしてこのページをよく読むとPENTAX K-3 Mark III Jet Blackとは別に、ホットシューカバーO-HC117 Blackも同じプロジェクト内で販売(と便宜上表現する)している。1個あたり4500円というのは、ホットシューカバーとしては割高だが、真田紐ストラップよりはだいぶ安いしうっかり出せない額ではない。
この真っ黒なホットシューカバーは2,000個限定となっていたが、大変残念なことに317個しか売れなかった。30万円のプロジェクトの中に紛れていたので周知が行き届かなかったのではないか?と個人的には思っていたのだが、それ以前にほとんどの人にとってホットシューカバーはもう間に合ってるということなのかもしれない。基本的に飾りでありそれ自身は特に機能を持っていないので、わざわざ何千円も出して買うのはバカらしいと。
でも買ってしまった。真田紐ストラップとは違ってこっちは即ポチした。
そのおかげか、7月下旬の発送開始直後のほぼ初便で届いた。箱はやはり内容物に対してかなり大きい。またもや緩衝材がほとんどを占めていた。リコーイメジングストアにはこれより小さい箱は用意されていないのだろう。
箱はいつものRICOHロゴ付きのシルバー調だが、シールにはちゃんとO-HC177 BLACKと書かれている。まるで普通にカタログに載っている製品みたいにちゃんとしている。
しかし一応この黒バージョンのO-HC177は今回のクラウドファンディング限りの限定品で、後日売れ残った1600個あまりが在庫処分されたり、そのうちレギュラー品として一般販売されたりはしない、ということになっている。世の中に400個ちょっと(単体販売分317個とK-3 Mark III Jet Black 113台に付属分)しかない超希少品になるはずだ。
本体ははこんな感じ。裏も表も見事に真っ黒だ。質感はツルツルでもないしマットでもないが、どちらかと言うとマット寄りな感じ。指紋がベタベタつくこともなさそうだ。
通常版のO-HC177と並べてみた。色味の違いはこんな感じだ。
通常版のO-HC177は普通にK-1 Mark IIに付けて使っていたので汚れているのはさておき、通常版のほうはシルバーではなく少し黄色味がかった何とも言えない色をしている。それに対してBlack版は文字通り黒い(当たり前)。
ということで、さっそくPENTAX K-1 Mark II Silver Editionに付けてみた。シルバーボディに合うかどうかは好みによるところがあるかもしれないが、もともとボディ側もホットシューのレール部分が黒かったりするので、組み合わせとしては悪くないと思う。
もちろんこうするのが基本だろうか。うむ、これはこれでやっぱり格好良い。いや、本当はK-3 Mark III Jet Blackに取り付けるべきなのかも知れない(買ってない)。
いろいろ付けたり外したりしつつ悩んだ結果、やはりメイン機であるシルバーのK-1 Mark IIで使うことにした。貴重な限定品だが傷がつくとか汚れるとか、そういうことは気にしない。
ということで、集めているつもりはないのだが、なんだかんだでホットシューのコレクションがまたもや増えてしまった。無料でもらったものもあれば同様に何千円か出して買ったものもある。取り付けるボディはそんなにないのに。まだ今後も増えることになるのだろう。
クラウドファンディングで購入した「J limited 真田紐ハンドストラップ」が届いた-酔人日月抄外伝(2022年7月15日)