2019年末のファン感謝デーで赤い「P」ホットシューカバーが配布されたのを皮切りに、毎年1文字ずつ計6色を6年かけて配布するという壮大な計画でスタートしたPENTAXホットシューカバーだが、その後始まったコロナ禍によりファン感謝デーが開催できなくなったため、予定は大幅に狂い、2個目のオレンジ「E」は昨年末、黄色「N」は今年の夏に、いずれもオンラインイベントの参加特典として配布された。

PENTAXホットシューカバー「N」はNikonによく似合う -酔人日月抄外伝（2022年8月18日）
PENTAXオリジナルホットシューカバー「E」をようやく手に入れた -酔人日月抄外伝（2021年12月17日）

　夏の黄色「E」で今年分は終わったと思っていたのだが、なんと11月23日に開催された「PENTAX ミーティング オンライン 2022 秋」で、今年2個目となる緑の「T」が配布されると言うではないか。そうか、これで当初の配布スケジュール通りに戻ったということか。

　なお、今回のオンラインイベントについてはリコーイメージングの公式Youtubeチャンネルで、ダイジェスト版が公開されている。見逃した方は是非。

　スペシャルカスタムイメージの「冬野」はすでにリリースされている。それについてはまた改めて試してみようと思う。

　それよりもK-3 Mark IIIのモノクロバージョンは本当に出てくるのだろうか？ いくらアンケートの結果で2番人気だったからと言ってどうなのかな？と思っている。心配だ。
　

　ということで、今回も郵便で送られてきた。今回のホットシューカバー「T」は思ったよりもメタリックで濃い緑だ。
　

　PENTAX KF クリスタルブルーに取り付けてみた。メタリック調の塗装だし、電源まわりのグリーンのLEDとも相まってそんなに悪くない。このカメラには来年もらえるはずの青い「A」が本命だが、それまではこの状態で使うのも良いだろう。
　

　ところで、ちょっと気になることは「T」の位置が中心からずれていることだ。

　Twitterの反応を見ていると、どうやら今回配布された緑「T」は多くがこの状態になっているようだ。ただ単に位置合わせがズレてしまったのか、特に気にしていないのか、あるいは実は技術的に位置合わせは難しい（≒コストがかかる）のか？

　まぁ、（今のところは）無料のおまけだし、そんなにゴチャゴチャ細かいこと言うのも筋違いだろう。
　

　ホットシューカバーのコレクションが増えるたびに集合写真を撮っているが、とうとう11個になった。ボディはそんなにたくさんないのに。

　O-HC177はK-1改に、ジェットブラックバージョンをK-1 Mark II SEに、そして前回もらった黄色い「N」をNikon Z 5に、そして今回の緑の「T」をKFにつけることにして、他は大切にしまってある。

　気が変われば付け替えるのもよし。あるいは今後ボディが増えると言うこともあるかもしれないから。

　なお、過去に配布された3色のホットシューカバーは公式ストアで販売されている。しかし12月11日時点では今年夏の黄色い「N」のみ在庫ありで、赤い「P」とオレンジの「E」は在庫なしとなっている。