GRで動きのあるスナップを撮るのに便利な「slow-shoot」を試してみる

 GRシリーズと言えば「最強のスナップシューター」と呼ばれるが、自分自身はあまりスナップは撮らない。東京のような大都会はスナップ向きのシーンで溢れているというのに… と言う話はGR3を買ったときにも書いた気がする。

 でもやってみたいという気持ちはあるのだ。写真を見ただけで「いかにもGRで撮ったみたい」とすぐに伝わるようなヤツを。それは人まねをするという方法でわりと簡単に実現できる(意識かなり低め)。

R0007624.jpgRICOH GR3, f4.0, 1/8sec, ISO200, 0EV
 ほら、こういう感じのヤツだ。「いかにもGR」というと言い過ぎかも知れない。実際どんなカメラでも撮れるし、要は撮影者の感性次第だ。

 でも、実際のところGRはこういうのを撮ろうと思ったら、誰にでも簡単に撮れてしまう「最強のスナップシューター」なのだ。特にGR3は手ぶれ補正が入ってるおかげで、この程度のスローシャッターでも手持ちで難なく撮れてしまう。


 その辺のTipsが先月GR BLOGに詳しく出ていた。なるほど、そういう設定で撮るのか!ということで、この設定を丸々コピーしてユーザーモードに登録し実際に撮ってみることにした。
 

R0008009.jpgRICOH GR3, f5.0, 1/8sec, ISO200, -0.3EV
R0008554.jpgRICOH GR3, f3.2, 1/8sec, ISO200, 0EV
 身の回りで動くモノ、写真になりやすいものと言えばやっぱり電車だ。ただでさえ駅は被写体に溢れている。
 

R0007691.jpgRICOH GR3, f2.8, 1/8sec, ISO200, 0EV
 あと、動くものと言えば人。写真を撮るに当たって通行人が映り込むのを嫌がることはあっても、じっと誰かがやってくるのを待つという経験はあまりない。人で溢れている都内でも、いざちょうど良い位置にちょうど良い感じで… と期待していると、なかなか人が来なくてじっと待つことになる。。
 

R0007827.jpgRICOH GR3, f3.2, 1/6sec, ISO200, 0EV
 まぁ、だいたいカメラ持った怪しげな男がじっと柱の陰に立ってたりすると、普通の人は避けて通るものだ。あまりに怪しいと通報されたり、職質されたりするので注意が必要だ。(実際にされたわけではない)

 街角で赤の他人が映り込んでしまう件については、いろいろな問題を含んでいる。人によって様々な考え方があり議論にもなるポイントなので、敢えてここでは触れない。
  

R0007879.jpgRICOH GR3, f16, 1/10sec, ISO100, -0.7EV
 さて閑話休題。いずれにしろ「slow-shoot」による街角スナップは、やってみるとこれがいろいろ楽しい。人の流れは偶然に期待するしかないから、どうなるか予測が付かないところが良いのかもしれない。

 「slow-shoot」設定が連写モードを使う理由がよく分かる。とにかく数を打つのだ。そして後からベストな一枚を選ぶ。なんだか飛行機やF1マシンを連写した場合と同じで、数百枚の失敗作の中からなんとか見られる一枚を探すのはむしろ慣れている。
 

R0007991.jpgRICOH GR3, f2.8, 1/8sec, ISO320, 0EV
 だからこれをやってるとあっという間に数百枚単位で撮ってしまい、猛烈にカード容量が減っていく。まさかGRで連写をするなんて思ってもいなかった。そういう意味では、実はGRらしからぬ撮り方なのかも知れない。

 ちなみにGR3の連写に関するスペックは速度、バッファ量ともによく分からないが、結構いけると感じた。RAW+にしていてもそこそこの枚数連写を維持できて、もしかして連写性能はK-1より良いのではないか?と感じるくらいだ。 
 

R0008175.jpgRICOH GR3, GW-4, f2.8, 1/8sec, ISO320, 0EV
 あと、車に乗ったときにふと思いついてこういうのもやってみた。思ったより疾走感が出ない。もっとシャッタースピード落としてみるか、もしくは車の速度を上げるか?

 ちなみにユーザーモードも実は今回初めて使った。一眼レフ含めて今まで使ったことがなかったのだが、こうしたちょっと極端な設定を保持しておくにはとても便利だ。特にスナップシューターとしてのGRにとってはとても重要で、使いこなしのポイントなんだな、と改めて気がついたところだ。

 GRの世界はまだまだ奥が深い。
 


 

2019-12-09|タグ: ,
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