すでに約1ヶ月前のことだが、5月中旬に平井運動公園のポピー畑が満開になったという話が、素晴らしい写真とともにTwitterのタイムラインに流れてきたので出かけてみることにした。荒川沿いの河川敷にあって比較的地元の近いところなのだが、わざわざ出かけたことがなかったので今回が初訪問だ。
場所は平井。周囲は住宅地で高いマンションもないので河川敷の低いところからでも東京スカイツリーがよく見える。思っていたより壮観だ。
後ろを振り向けば総武線の鉄橋。地元民にはおなじみの電車がひっきりなしにやってくる。車窓からはどう見えているだろうか?
しかし真っ赤なポピー(いわゆるヒナゲシというやつだろうか?)にさんさんと太陽の強い光が降り注ぐと、ウソみたいな色になってニコンでも色飽和を気にしないといけないことを学習した。いや、このくらいで見た目のままだったと思う。ポピーは天然の色飽和を起こしているとしか思えない。特にsRGBでは何ともならない感じだ。
この日は初めての場所と言うことで、マイクロレンズではなく便利ズームを持ってきた。それはそれで良かったのだが、撮りながらやっぱりMC105mmがあればな…… と思う瞬間が何度もあった。両方持ってくれば良かったのに。
こんなに見事な景観で良く晴れた週末の日だったのに、訪れる人は少なく周りを気にせず撮り放題だった。交通の便が悪く周囲に何もないからだろうか。何しろ平井だから……
ということで、なかなか良い穴場なのでまたこの季節になったら毎年訪れたいと思う。とりあえず次回はマイクロレンズを持ってこよう。