冬の北海道ドライブ(1) 支笏湖と登別温泉を巡る

 前回のエントリーに書いたとおり、今年の北海道スキー旅行ではレンタカーを借りて観光もたっぷりしてきた。まずは東京を出発した初日。いつもは新千歳空港からバスに乗ってニセコに直行していたのだが、今回は寄り道しながら丸一日観光することにした。

 まずはバスの車窓からいつも見ていただけの支笏湖に立ち寄り、そこから少し遠回りを承知の上で、苫小牧をぐるっとまわって高速道路を使い、超有名な温泉地、登別にも行ってみた。

真っ青すぎる支笏湖

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 ということで、まずは支笏湖へやってきた。新千歳空港からは結構近いし道路状況もそんなに悪くない。ちょうど氷柱祭りの準備をしているところだったが、訪れる人も少なく閑散として良い感じだった。しかし祭りが始まると相当に混雑するらしい。

 しかし今までバスの中から眺めてきた支笏湖は、だいたいいつも雪模様だったので、寒々とした真っ白な風景を想像していた。こんなに青々としているなんて意外というかなんというか拍子抜けだ。普段の行いが良すぎるのだろう。
 

R0008968.jpgRICOH GR3, GW-4, f8.0, 1/400sec, ISO200, +0.7EV
 支笏湖は日本最北の不凍湖だそうだ。水に手を突っ込んでみたが確かにそんなに冷たくはない。というか0℃を下回っていないのだから当たり前か。

 火山活動で出来たカルデラ湖であり、周辺にもいろいろと見所、写真映えしそうな美しいところは多い。ぐるっと一周してみたいところだが、冬期は通行止めの道路が多く気軽に行けるところは非常に限られている。
 

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 湖畔には小さなお社が祀られていたのでちゃんとお参りしてきた。
 

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 降るべきところに雪がたくさん降りますように、と。
 

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 支笏湖ビジターセンターにも立ち寄ってみた。トイレを探していただけなのだけど、中はちょっとした博物館状態で、ヒグマの剥製などなかなか面白い展示がたくさんあって楽しめた。
 
 

地獄谷が格好良すぎる登別温泉

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 北海道に有名な温泉地は数あれど、その中でもトップを争う知名度を持つのが登別温泉だ。

 その源泉地である地獄谷には硫黄臭漂う噴煙が上がり、いかにも温泉地といった風景が広がっている。さらにこの奥には大湯沼という自然に出来た温泉の沼があって絶景らしいのだが、残念ながら遊歩道が雪で閉ざされていて到達できなかった。
 

R0009038.jpgRICOH GR3, GW-4, f16, 1/500sec, ISO200, -0.7EV
 それにしても地獄谷は本当に美しい、というか格好良くて面白い風景で一杯だ。

 地面が暖かいのでそもそも雪が付かないのか、雪不足なのかよく分からないが、多分前者だろうと思う。とにかくあちこちで噴気が上がり、白く濁ったお湯の小川が流れている。
 

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 地獄谷の周辺にはホテルや旅館が建ち並ぶ温泉街が広がっている。古き良き温泉街というと、寂れて廃墟化していたりするイメージがあるが、ここ登別温泉はどこもかしこも人と観光バスや車で一杯だった。

 もちろんせっかくだからひとっ風呂浴びてきた。概ねどこのホテルでも日帰り入浴をやっているが、地獄谷に一番近い「第一滝本館」のお湯に浸かってきた。7つの泉源をつかった10種類以上のお湯につかれるとの触れ込みどおり、広大な浴場と露天風呂は素晴らしかった。

 露天風呂にはお酒を売る売店が併設してあって、飲みながら温泉に浸かることも出来る。もちろん運転があるので想像しただけで飲んでいない(というか売店は昼間は営業していない)。
 

名も無き展望台から洞爺湖を眺める

R0009046.jpgRICOH GR3, GW-4, f6.3, 1/1000sec, ISO200, 0EV
 登別温泉をあとにてルスツへと向かう。夜間は通行止めになってしまう県道2号線を山登りし、カルルス温泉の脇を抜け、オロフレ峠を越えた。途中路肩の駐車場はちょっとした展望台になっていて、洞爺湖や有珠山を望むことが出来た。そして写真には写っていないが、右の方にはいよいよ羊蹄山も見えてきた。

 目的地はもうすぐだ。
 

R0009053.jpgRICOH GR3, GW-4, f6.3, 1/500sec, ISO100, 0EV
 ちなみにこの展望台というか駐車場はこんなにだだっ広い。が、ごく一部しか除雪されておらず、上の写真を撮るためには降りっぱなしの雪の中をつぼ足で歩いて柵際までやってきた。ちょっとした雪遊びが楽しい。

 この日はとにかく一日中青空が眩しいくらいに綺麗だった。
 


 初日のドライブルートは↑こんな感じだ。午前10時に千歳を出て支笏湖と登別温泉を経由して、午後5時にはルスツに到着した。北海道はどこでもそうなのだが、ドライブしているだけでもとても楽しい。車窓から絶景が眺められる。

 特に夕方になって国道276を西に進むルートは素晴らしかった。前方には羊蹄山と尻別岳、周囲は一面雪に覆われた広い畑に、低い位置にうっすらと霧が立ちこめ、空はマジックアワーだった。写真を撮れなかったのが残念だが、目にしっかりと焼き付けてあるからまあ良しとしよう。またいつか写真撮影を目的に訪れたいと思う。

 <続く> 

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