秋の白駒池で神秘的な苔の森と爽やかな紅葉の中を散歩する

2019-10-11

 FBMを2時間で満喫したあと、久しぶりに白駒の池に立ち寄ってみることにした。実のところ、FBMと白駒池のどっちがメインの目的地だったのかは何とも言えない。

 車山をまだ午前中のうちに出発し、一路北八ヶ岳方面へ気持ちのイイ山道を走る。エアコンを切って窓を全開にした。国道299号線に出たらあとはくねくねの山道をひたすら登るだけだ。

 白駒の池は標高約2100mにある。下界と比べると季節はだいぶ進んでいるはずだ。

白駒の池 苔の森PENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(40mm), f2.8, 1/60sec, ISO100, -1.3EV
 でも、紅葉なんか別にしていなくたって良い。白駒池周辺には素晴らしい原生林の苔の森が広がっている。苔にも季節はあって、多分秋は見頃ではないのだろうけど、それでもやっぱり素晴らしい神秘的な風景が広がっていた。
 

白駒の池 苔の森PENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(63mm), f2.8, 1/160sec, ISO200, -1.7EV
 依然として空には雲が多かったが、時折日差しが差し込む。天気にかかわらず鬱蒼とした苔の森は薄暗いのだが、木漏れ日が差し込むとより一層神秘さを増してきて本当に素晴らしい。

 時々刻々と変わる光景に、露出値を考えて選ぶ時間も勿体なくて、とにかく連写しまくってしまった。

白駒の池 苔の森PENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(27mm), f8.0, 1/50sec, ISO400, -0.3EV
 遊歩道はしっかり整備されているものの、その周辺は原生林の状態を保っている。だから倒木もそのままだ。

 でも苔は倒木も生きている木も分け隔てなく、その根元を覆い尽くしている。超格好イイ。

苔アップPENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(70mm), f2.8, 1/100sec, ISO400, -1.3EV
 一口に「苔」と書いてしまったが、実際には色んな苔がある。何やら本を見ながら楽しそうに苔談義をしている若者達の集団もいた。

 この写真は多分スギゴケだ。一般的なものでそんなに珍しくはなさそうだ。遠くから見ると、一面を覆う緑の絨毯だが、近寄ってマクロの視点で見ると、またそこには小さな森が広がっていることが分かる。
 

白駒の池 苔の森PENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(33mm), f11, 1/60sec, ISO800, -1.0EV
 どこまでが苔で、どこまでが草で、どれが木なのだろう? とにかく美しくてファインダーを覗きながら息をのんでしまう。
 

白駒の池の紅葉PENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(24mm), f11, 1/125sec, ISO200, 0EV
 苔を楽しみながら遊歩道を進んでいくと、白駒の池湖畔に出る。池の周囲もぐるっと遊歩道になっていて、一周しても1時間かからないそうだ。

 まだ最盛期とは言えないが、湖畔は結構きれいに紅葉&黄葉していた。が、やはり今年は紅葉も少し遅いのではないかと思う。今週末が最盛期かも。残念ながら台風がやってきてしまう。
 

白駒の池の紅葉PENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(70mm), f8.0, 1/250sec, ISO200, 0EV
 苔の森の中同様に、湖畔にいても気まぐれに雲の隙間から日が差し込んでくる瞬間がある。そして、その日差しがちょうど紅葉しているエリアに当たってくれた。しかも風が止んで水面が少し静まってきたので、うっすらリフレクションも楽しめた。
 

白駒の池の紅葉PENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(70mm), f2.8, 1/640sec, ISO200, -1.0EV
 白駒の池は半周だけして引き返してきた。そして復路もまた苔の森を存分に楽しみながら戻ってきた。合計で1.5時間ほどの散歩だったが存分に楽しむことが出来た。

 ここは本当に素晴らしい。そして正直言うと、紅葉の写真よりも苔の写真のほうが撮っていても現像していても楽しいと感じるし、仕上がりも満足度が高い。

 間もなく冬期通行止めになってしまうが、また来年春以降に是非訪れたい。出来れば時間をたっぷり取って1日くらいボーッとしながら写真を撮っていたいと思う。


 白駒池の駐車場はすぐに一杯になってしまう。特にこの季節の週末は混雑が激しいから、お昼頃に到着しても当然駐車場には入れないし、入場待ち渋滞も激しい。

 なので今回は八千穂高原スキー場駐車場に車を止めて、そこから無料シャトルバスを利用した。ちょっと時間はかかるが、スキー場の駐車場はガラガラだし、バスも空いていてとても快適だった。

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