100年目のペンタックスで105年目の東京駅を撮る

 PENTAXミーティング100周年スペシャルのパーティの模様はすでにお伝えしたが、実はそれに先だって当日の午後に開催されたワークショップにも参加してきた。

 いくつものメニューが用意されていたが、その中から「東京駅」という題材を選んでみた。講師はPENTAXのOBにして東京駅フォトグラファーの佐々木直樹さんだ。

 PENTAXは今年で100周年を迎えるが、東京駅は105年が経過している。でもだいたい同じ20世紀初頭に生まれ、同じ時の流れを経てきたわけだ。と言うことで100年目のPENTAXで105年目の東京駅を撮ってみようではないか!

IMGP7558.jpgPENTAX K-1改, HD D FA 15-30mm F2.8ED SDM WR(15mm), f8.0, 1/4sec, ISO400, 0EV
 いきなりだがこれが今回のベストショットだ。15mmでカメラをほとんど床に置いて水平を取りつつ、絞り込んでスローシャッターを切った一枚だ。いや、正確に言うと何枚も闇雲に撮った中の一枚。もうちょっとシャッター速度は速い方が良かった気もする。

 講評用に提出した中の一枚だが、あまりにベタな東京駅すぎて、大画面に映し出されたときに自分が撮った写真だと気がつかなかったくらいだ。でもまぁ満足している。
 

IMGP7618.jpgPENTAX K-1改, HD D FA 15-30mm F2.8ED SDM WR(15mm), f2.8, 1/800sec, ISO100, +1.0EV
 ローアングル&超広角が気に入って同じような撮り方をしてしまった。でもこれは絞りを開けて手前をなるべくボカした。ちょっとミニチュアっぽくなって面白い。

 が、この写真見ると分かるとおり、この日はどうしようもない曇り空だったから、映える写真を撮るのは難しかった。佐々木先生も「今日はロケハンだと思って…」と言っていた。
 

IMGP7581.jpgPENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(63mm), f2.8, 1/125sec, ISO800, 0EV
 この東京駅ワークショップは、写真撮影だけでなくて東京駅にまつわる数々のウンチクを聞くことが出来た。撮影しているより、そういった興味深い話を聞いてる時間の方が長かったかも知れない。

 で、その中のひとつがこの住所表示。南側ドームの出入り口付近にかかっている。千代田区丸の内1-9というのが東京駅の住所で、これは新幹線ホームでも、ステーションホテルでも、どの部分でも同じ広大な領域を示しているそうだ。

 もちろん、どんな駅に住所はあるわけだが、住所プレートが出入り口にかかってる駅は珍しい。
 

IMGP7630.jpgPENTAX K-1改, HD D FA 15-30mm F2.8ED SDM WR(15mm), f5.6, 1/200sec, ISO200, +1.0EV
 東京駅の北側、日本生命のビル前は駅舎のほとんどが見通せるポイントだそうだ。ただ、空模様もあってどう撮れば良いのかとても難しい。困ったときのカスタムイメージということで「銀残し」に設定してみた。

 実はこれも講評を受けるために提出した1枚なのだが、K-1改の小さな液晶で見てる分にはなかなか良いかも!と感じたのだが、大画面に写されるとなんとも微妙な気持ちになってしまった。

 佐々木先生からは「信号が赤で良かったですね」と、苦しい褒め言葉をいただいた。まぁ、でもそれはそうかも知れない。
 

IMGP7648.jpgPENTAX K-1改, HD D FA 15-30mm F2.8ED SDM WR(15mm), f8.0, 1/60sec, ISO100, 0EV
 そして東京駅撮影の有名スポット、KITTEの6階テラスにも行った。ここから眺める東京駅は本当に綺麗だが、やはり天候と時間帯を選ばないといけない感じだ。というか、ここはやはり夜景スポットではないかと思う。
 

IMGP7673.jpgPENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(70mm), f8.0, 1/60sec, ISO100, -0.7EV
 だが、このKITTEのテラスからは駅前広場を撮るばかりでは芸がない、ということを教わった。奥の方に行けばちゃんとホームとそこに出入りする列車が見えるのだ。なるほど!

 ちょうどE5とN700が見えた。ここは70-200mmも持ってくれば良かったな〜、と思いながら70mmで撮ってみた。

 これも講評に出したのだが、そんな説明をしたら佐々木先生から「で、望遠使ってどこにピント置くの?」と鋭い切り返しをされてしまう。そんなことは考えてなかった。う〜ん…。
 

IMGP7588.jpgPENTAX K-1改, HD D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR(70mm), f2.8, 1/1000sec, ISO100, 0EV
 ということで、総勢10人の参加者と佐々木先生にペンタックスから2名で、計13人による東京駅ワークショップはあっという間の2時間が経過した。

 とても人見知りで、いつも基本的に写真を撮るときは単独行動する派なので、撮影会とかワークショップにも参加したことはほとんどない。だからすごい緊張したけど、東京駅のウンチクもいろいろ聞けたし、写真を撮ることに関しても発見がたくさんあった。

 幸い東京駅は生活圏内なのでまたいつでも、天気を見計らってまた撮りに行きたいと思う。
 

 ワークショップのあとに行われたパーティの模様は↓こちら

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