身近な野鳥を探しながら楽しむ真冬の公園散歩

2022-01-15

 昨年発見した新たな楽しみ「野鳥を探しながらの散歩」を今年も新年早々から楽しんでいる。冬が好きだと言いつつも、寒いとやはり体と頭の動きは鈍くなるようで、なかなか外に出る気にならない。でも冬は野鳥観察には最適の季節らしいのだ。夏には見かけなかった鳥がその辺に現れているかもしれない。カワセミも相変わらず元気で冬を越しているのか気になる…

 ただしあくまでも散歩がメインなので機材はなるべく軽く小さくと言うことで、PENTAX K-3 Mark IIIにDA55-300mmのみを持っていくことにした。

アオサギ どアップPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f6.3, 1/1000sec, ISO2000
 いつでもどこにでもいるアオサギさん。それにしてもこの日は近かった。何かに気を取られているのか、そーっと近づいてもうすぐ手が届きそうな距離になっても、逃げていくどころか身じろぎもしない。

 いつものように気配を消しているので、通りがかりの人達も接近するまで気付かないようで、人間の方が驚いて飛び退いているような状態だ。おかげでトリミングなしでこの大きさで撮ることができた。カッコイイ。
 

メジロPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(230mm), f6.3, 1/250sec, ISO100
 次に出会ったのはメジロ。都内でもいつでもどこにでも見られる鳥なのだが、春に梅や桜の木にいる姿しか見た記憶がなかった。それは多分意識していなかっただけで、実は年中身近にいたのだろう。気がつかなくて申し訳ない。
 

メジロ2羽PENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f6.3, 1/250sec, ISO800
 常緑樹からそれっぽい囀りが聞こえるので必死に探していたら、枝と葉っぱの隙間の奥の方でイチャイチャする二羽のメジロを見つけた。つがいなのだろうか? 文字通りお互いに突き合っていた。かわいい。
 

シジュウカラPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f6.3, 1/250sec, ISO2000
 シジュウカラ。これもまたごく普通にどこにでもいる小鳥だ。しかしメジロと同じく今までは気にしていなかったので「いつも見かける」という意識がなかった。写真に撮ったのもこれが初めてだ。かわいい。
 

休息中のカルガモPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f7.1, 1/400sec, ISO200
 木場公園の角乗りプールで休んでいるカルガモ。また今年の春から夏にかけて、子カルガモを見るのが(そして行く末を心配するのが)楽しみだ。
 

カモいろいろPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(230mm), f5.6, 1/400sec, ISO200
 夏場はカルガモくらいしか見かけなかったカモの仲間は、冬になってバリエーションがとても豊かになっている。

 ここでは特にキンクロハジロが多い。そこに一羽だけ混じってるのは多分オナガガモ? 仲間にシレッと混じろうとしているみたいなのだが、キンクロハジロに威嚇されている。カモたちの社会にもいろいろと難しいことがあるのだろう。
 

チュウダイサギ どアップPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f6.3, 1/320sec, ISO1600
 そのまま散歩を続けていると、今度はチュウダイサギがいた。アオサギと同様に人や自転車が行き交う遊歩道のすぐ脇にいて、人間のことなんかまったく気にしていないかのようだ。カッコイイ。
 

ムクドリPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f6.3, 1/320sec, ISO250
 木の上になんか珍しそうなやつがいる!と思って連写して撮ってみたらムクドリだった。地面を歩いてるイメージしかなかったのだが、当然空を飛ぶし木にも止まるだろう。鳥だもの。良く見ると精悍で格好イイ。
 

ヒヨドリPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(190mm), f6.3, 1/250sec, ISO500
 そしてヒヨドリ。スズメ以上にいつでもどこでも見る気がする。街中に人と一緒に暮らしているわりにあまり近寄ってこないイメージがあるが、小さな木の実を食べるのに忙しくてわりと近距離で撮ることができた。

 どこにでもいるこのヒヨドリが、世界的には日本にしか棲息していない固有種だと知って少し見直した(謎の上から目線)。
 

木の上に佇むカワセミPENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f6.3, 1/320sec, ISO1250
 そしてお目当てのカワセミもいた。この辺りを縄張りにしている雄と思われる。昨夏から何度か出会ってる個体かも知れない。珍しく木の高いところに佇んで遠くを見ていた。
 

カワセミ 食事中PENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f6.3, 1/250sec, ISO6400
カワセミ 食事中PENTAX K-3 III, HD DA55-300mmF4.5-6.3 ED PLM WR RE(300mm), f6.3, 1/250sec, ISO3200
 そしてまた別のところでは雌が漁をしている姿を見ることができた。なかなかの腕前で次から次へ水面にダイブしては小さな魚を咥えて戻ってくる。そして一息ついたら丸呑み…。かわいい。

 ということで、今まで見たことない鳥に出会うことはなかったが、それでも十分に楽しい。カワセミももうおなじみになってきたが、やはり出会うとテンション上がるし、やたらに連写してしまう。

いまだ撮れるのは止まってる姿ばかりで、↑こんな感じの飛翔シーンやダイブした瞬間を撮るのはまた楽しみとしておこう(この動画はiPhone 13 Pro Maxで撮影)。


 
 あと、写真はともかくそろそろ双眼鏡が欲しいと思っている。ペンタキシアンとしてはやはりPENTAXブランドから買うべきだろう。用途によって必要なスペックなおなど色々あると思うが、今のところこの辺を考えている。


 

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