さらに老眼が進んできたので中近両用メガネを作り替える

2022-03-30

 老眼が進んでいる。身の回りのものが見えないことに苛立ち、遠近両用メガネを初めて作ったのが約10年前。しかしそれだと手元と遠くは見えるけど、パソコンとかデスク上のものがよく見えないことにまたもや苛立ち、中近両用メガネを作ったのが4年前。それにも不満を感じるようになりデスク作業専用メガネを作ったのが去年。

 そこまでしても最近はまた手元のiPhoneも27インチのiMacも仕事用のノートパソコンも見えないと感じるようになってきた。さらに2種類のメガネを取っ替え引っ替えする煩わしさに頭痛を起こすようになり、眼科で診てもらうとともに新しくより近距離に重点をおいた中近両用メガネを作ることにした。
 

フォーナインズ メガネケース

 今回も長年愛用しているフォーナインズで作った。度が合わなくなって使っていないメガネが何本かあるので、昨年同様にフレームは再利用することも考えていたのだが、いざ店頭に行ってみたら結局新しいフレーム選びを始めていた。
 

フォーナンズ メガネケースに入ったSP-20クリア

 その結果、SP-20というモデルのクリアカラーにしてみた。今使っている黒縁のセルフレームは定番で良いのだが、その反動かもしれない。ずっと以前にこういうクリアなセルフレームが欲しかったのだが、似合わないということで諦めたことがある。

 でも今はもう似合うかどうか(≒周囲の評価)なんて気にしない。十分大人になったから。

 

フォーナインズ SP-20 クリア

 全体像はこんな感じだ。色付きがない正真正銘のクリアでキラキラしている。今は良いけど経年変化によって黄ばむと言われているがどうだろうか? というか、黄ばみが気になるくらい長く使いたいものだ。
 
 歴代のメガネはレンズの天地幅が32mmそこそこの細長いデザインのものが多かったのだが、このSP-20は36mmほどある。その点では累進焦点レンズ向きでもある。
 

フォーナインズ SP-20 逆Rパーツ

 フォーナインズの象徴である逆Rパーツはもちろん健在だ。とてもかけ心地が良い。華奢に見えるが今までこの部分が折れたりしてトラブったことはない。
 

フォーナインズ SP-20 ツル

 ツルというかいわゆるテンプル部はフレーム本体と同じクリアなプラスチックで、耳に当たるモダン部はラバー素材というハイブリッドになっている。心材はチタンだがネジはステンレスとのことだ。

 完全に埋め込みではないので場合によっては汗や水が染みこむこともあるらしい。普通に使っていれば問題ないが、気になるようならお店に持っていくと分解清掃してくれるとのことだ。
 

フォーナインズ SP-20 パッド

 鼻パッドの部分もちょっと変わった構造をしていて表面はラバー素材になっている。パーツとして取れるので、この部分も痛んだら交換できるそうだ。

 全体的にい非常に軽いフレームで、耳や鼻にあたる部分が柔らかいのでとてもかけ心地が良いし、しっかりと固定される。メガネはもう何十年もかけているので慣れているのだが、軽くて柔らかいに越したことはない。
 

 なおレンズはニコンのLOHAS10だった。近視や乱視は強くないので圧縮率は一番低い1.60のまま、コーティング類は最強を選んだ。そして中距離と近距離のバランスは「クラフト」というかなり近距離重視(近距離の視界が広い)タイプにしてもらった。

 なお昨年と比べると近視と乱視の度がかなり変化している(度数は弱くなっている)と言われた。ここ20年以上ほとんど変動がなかったのに。4年前の中近両用メガネや去年作ったデスク作業専用メガネが見えづらく感じているのはそのせいだろう、と。なるほど。
 

最近作ったメガネ3本

 ということで、今現在で現役のメガネはこの3本となった。死蔵しているものは他にもあって、いずれレンズだけ入れ替えて復活させるかも知れない。幸いメガネはあまり流行り廃りが激しくない(特に中年男性向けのものは)ので、モノが良ければ使い続けられる。

 さて、真ん中の黒いのは4年前に作った中近両用だが、現在は近視矯正が強すぎて実質「遠中」になっていると思われる。これは遠方を良く見る必要があるとき(主に運転用)とする予定だ。

 一番奥の茶色いのは、フレーム自体はだいぶ前に買ったものだが、昨年にレンズを入れ替えてデスク作業の距離(50cm〜1m)に合わせた単焦点レンズにしてある。これもやはり度が変わってしまったせいで設定距離がいまはずれてしまっているが、バックアップの用は足すと思う。なお、このメガネはカメラのファインダーを覗くのにも適している。その代わりこのメガネをしていると遠くの被写体も背面液晶もよく見えないのだが。
 
 そして、一番手前が今回作った近距離寄りの中近両用で、上記の通り運転を除いてなるべくこれ一本で日常生活を過ごしていきたい。
 

 

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