6月に引き続き7月の前半くらいまで、東京では近年にないそこそこ涼しい日々が続いていた。しかしそのままで済むわけもなく、7月下旬からは猛暑と呼ばれるような暑さがやってきてしまったが、それでも昨年のように際限がなく、もう二度と冬は来ないのではないか?と思わせるほどの暑さではない(※個人の感覚)。
どうやら今年はオホーツク海高気圧の勢力が強く、東北から東日本あたりまでは北東の涼しい風が吹き込みやすいそうだ。お米が取れないとかそういう問題が起こると大変だが、そうではない限り都市生活者にとって今年の東京の気候は大変ありがたい。
いつの間にか日も短くなってきた。暦の上の立秋も過ぎたことだし、もうこのまま秋になってほしい。
7月の上旬、3回目の車検整備を終えたPEUGEOT 308SWに乗って内房方面を少しドライブしてきた。
写真は「道の駅 保田小学校」にいたヤギ。子ども達に囲まれて愛想を振りまく人気者だったが、ふと一瞬客足が途切れた瞬間のホッとした様子。ん?なんだそのカメラとレンズは?と言いたげに見えたのは気のせいだろう。
せっかく保田まで来たなら、海岸線に出て、近くの漁港まで足を伸ばして海を眺めたり美味しい海産物を食べたりしなくてはならない。
東京湾もここまで来ると海の色はとても綺麗で、どこかもっと遠くまでやってきたような錯覚に陥る。しかし海の向こう対岸の神奈川県側に横浜のビル群が見えたりもする。千葉は内房も外房も内陸も北も南もそれぞれ何か独特の風情を持っていると思う。
保田の近くに竜ヶ崎という岬がある。ここは鎌倉幕府を開く前の源頼朝が戦に敗れて逃げる中、伊豆から船に乗って房総半島に到達した際に上陸した地点だとされている。数年前の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にもこのエピソードは出てきたはずだし、その頃は聖地巡礼的な意味でも盛り上がっていたに違いない。
ドラマからは数年遅れだが、頼朝公上陸地の記念碑でも見ていこうと立ち寄ってみたら、まさにその記念碑のある場所で地元の小さなお祭りが行われていた。もちろん頼朝公にまつわるものらしい。通りすがりの観光客も歓迎してくれて、車も停めさせてくれたしお餅も食べさせてくれた。
そんなこんなで片道100km足らずの半日ドライブだったはずなのだが、思いがけないことがあったりしたせいか「なんか旅って感じがするな〜」としみじみとしてしまった。もっと「旅」に出たい。
7月中旬のある日、パスポートの更新で有楽町まで出かけてきた。7月1日からパスポートの取得や更新にかかる費用が値下げされたし、更新の手続きは今やすべてオンラインで完結する。楽な時代になったものだ。それでも現物の受け取りはやはり窓口へ出向かなくてはならない。東京都のパスポートセンターは今でも交通会館の2階にある。
ということで、ついでに有楽町駅周辺を散歩しつつスナップ撮影をしてみる。線路下とかごみごみしたところも良いと思いつつ、やはり東京国際フォーラムにも入ってしまう。ここは特に広角レンズ向きだし、被写体自身が持つ映え力が格段にあるので、ただ撮っているだけで満足でるのだ。
新幹線の高架脇に謎の行列があるな…… と思ったら数寄屋橋交差点のかの有名な宝くじ売り場から続く行列らしい。しかも非常に高度に整理管理されていてとても平和な感じだ。しかし人はそうまでして宝くじに夢を見るものなのか? いや5億や10億のためなら炎天下で数時間並ぶくらいなんてことないか。
新幹線をブラしたかったが、設定追い込んでいる暇がなかった。というより、東京駅を出たばかりの新幹線はまだ速度も遅いし、そもそもこんな炎天下ではNDフィルターがないとスローシャッターに出来なかっただろう。
2026年7月に買ったもの
7月はわりと大きな買い物をした。本来ならそれだけで1本記事を書くべきだし、実際少し下書きはしたのだが結局最後まで仕上げられないと断念した。なのでここで「7月に買ったもの」として軽く紹介しておく。
Nikon Z50IIレンズキットとNIKKOR Z DX12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRを買った。
最近大きなカメラを持ち出すのがどうにも億劫になってきて、やはり小型軽量こそが正義なのでは?と思い始めたのだ。写真を趣味にしていると誰もが何度も通る道だとは思う。それにZ50IIが「小型軽量」なのかどうかはいろいろ議論の余地がある、ということも分かった上でのことだ。
レンズは妙な組み合わせになってしまったが、今のところ12-28mmをメインで使いたいと思っている。動画向きのPower Zoomであることはこの際どうでも良くて、超広角域の12mmから標準域の28mmまでをカバーしているという点だけで選んだ。このくらいの広角寄りの標準域がなぜか気になるのだ。使うのは下手くそなのだけど。
だからZ50IIはボディのみ買っておけば良かったのだが、沈胴すればパンケーキサイズになる標準ズーム16-50mmはその圧倒的な小型ぶりだけでなく、写りの面でもとても評判が良いので気になる。
それこそ撮影メインじゃない旅など「小ささ命」みたいなこともあるだろうし、散歩道でのスナップは超広角域よりもこのレンジが使いやすそうなので、せっかくZ50IIを買うならということで標準ズームのレンズキットにしておいた。
ということで、7月の5枚はすべてこのZ50IIと2本のレンズで撮ったものだ。この先、揺れ動くこの気持ちがどうなるかは分からないが、しばらくレンズ交換式カメラはZ50IIだけでやっていこうと思っている。











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