PEUGEOT 308SW GTは4回目の冬を迎える

2020-12-22

 最近は車でスキーに出かけることがめっきり少なくなり、昨シーズンはとうとう1回も雪道を走らなかった。

 なのでもうスタッドレスタイヤは不要かな?と思っていたのだが、せっかく持っていることだし、このスタッドレスがダメになるまではとりあえず履き替えておくことにした。

原工房

 ということで、いつもの原工房さんにやってきた。

 敷地内のカオスぶりはいつものことだが、しれっとフェラーリが停まっていたりする。これは…328GTS? ちなみにその後ろにいる黄色い306カブリオレもフェラーリと同じ”Pininfarina”エンブレムが付いている。並んでも全然負けていない。むしろ306格好イイ。
 

306と308

 普通の306も沢山いた。しかもチャイナブルー。元我が子は… いなかった。

 とりあえず306と205に囲まれたなかでタイヤを付け替えてもらおう。308はこういった90年代のプジョーの中に紛れていてもそんなに違和感ない(個人の感想)。
 

308の前ホイールハウス

 いつも通りタイヤを外した後はサスペンションとブレーキまわりをチェックする(ウソ、見てるだけ)。
 

308SW下回り

 さらに普段見ることができない下回りもチェック(やっぱり見てるだけ)。さすがに4年目ともなるとかなり汚れているがその辺は仕方がない。

 ところで、マフラーの太鼓部分に何か凹みがあるのだが… いったい何だろう?身に覚えはない。作業をしてくれたチーフメカニックさんも何も言わなかったのできっと大丈夫なのだろう。
 

308SWオイル交換中

 せっかくリフトしてもらうのでついでにオイル交換もお願いした。

 オイルの銘柄は、306や207時代には勧められても断っていた高級オイル、MOTUL 300V Chronoを308には入れてもらっている。ガソリンとディーゼルで共用できる100%化学合成オイルだ。一度入れられたらやめられなくなったのだが、なかなかお高い…。でも気持ちよく安全に乗るためだから仕方がない。
 

308SW スタッドレスタイヤ

 そうこうしているうちにタイヤはスタッドレスに履き変わっていた。夏タイヤより1インチダウンして225/45R17、ホイールはMAK Antibesに純正エンブレムをはめ込んでいる。タイヤ銘柄はフランス車ならもちろんMICHELIN… ではなくBLIZZAKのVRX2だ。

 これで4シーズン目になるのだが、昨年も一昨年も冬はあまり走ってないのでまだ大丈夫だろう。今まではだいたい4シーズンごとに交換していたが、今回は5シーズン使おうと思っている。
 

308SW 夏タイヤ

 取り外した夏タイヤは今年の車検時に新品に交換したMICHELIN PilotSports 4が付いている。交換直後は驚くほどのグリップと安定感を感じたが今はもう慣れてしまった。交換後約5,000kmほど走っている。これも3年以上は持って欲しい。


 ちなみにこのタイヤにしてから燃費が悪くなった気がしているが真偽のほどは分からない。気持ちが良くて知らず知らずのうちに踏んでいるのではないか?と思っているが自覚はない。
 
リフトされている308SW

 なお実際は外でずっと作業を見ていたのではなく、暖かい待合室で暖かいココア(無料)を飲みながらまったりしていた。そして原さんの車談義を聞いて過ごした(決して意識高い話ではなく半分くらいはバカ話なのだが)

 ここ最近、プジョーは508を除いてとてもよく売れているらしい。そして、プジョーも早晩すべての車種でEVまたはハイブリッドがラインナップされるだろうとのことだった。最新の1.5Lディーゼルを使ったディーゼルハイブリッドなんか出たらすごく気になる。気になる…

 2Lディーゼルが308から消えてなくなったのは、やはりあの古い設計では排ガス規制について行けなくなったのだろう。ディーゼルはガソリンよりCO2排出量が圧倒的に少ないのだが、また世間の風当たりが強くなってきた感じだ。


 そう言えば今年は春先に排ガス浄化システムが壊れたりした。幸いすべて保証範囲内で直してもらうことが出来た。これがここ3年半の間では最大のトラブルであり、これ以外はむしろ何も問題は起きていない。

 いずれにしても、この独特のトルク感を味わえるのもこの車が最後かも知れない。ということで、新しいディーゼルハイブリッド車も気になるが、まだまだこのまま308SWに乗り続けるつもりだ。
 


 原工房さんは現在、コロナ対策で完全予約制になっている。なにか相談事があればまずは電話して話しを聞いてみることをお勧めする。

関連記事