2021年のソメイヨシノ:RICOH GR III 編

2021-04-01

 前回のエントリーの〆に「また来年!」と書いたばかりだが、もう一つ追加することにした。PENTAX K-1 Mark II、Nikon Z 5ときたら、やはりRICOH GR3でも桜を撮っておかなくてはなるまい。

 28mm相当の単焦点レンズを搭載したGR IIIは、中望遠の単焦点レンズや便利ズーム、あるいは超広角ズームとは違った難しさがある。どんな風に撮れば良いの構ったクメージが湧かないまま、今度こそ本当に最後のお花見散歩に持ち出してみた。

桜吹雪RICOH GR3, f5.6, 1/800sec, ISO100, 0EV
 強い雨が降り、風が吹き荒れた嵐の日曜日を超えても、近所の桜の木はまだ見事な姿をとどめていた。しかし盛りは過ぎたらしく、弱い風に吹かれて花びらを舞い上げている。

 風が吹くのを待ってGR3で連写しまくった。
 

木場公園の広場の桜RICOH GR3, f9.0, 1/200sec, ISO100, +0.3EV
木場公園大橋の下RICOH GR3, f5.6, 1/320sec, ISO100, 0EV
 雨に洗われて、桜も空も心なしかクリアになったような気がする。まだ黄砂は東京にはやってきていないし。散りかけくらいの頃のほうがお花見日和の最盛期だったかも知れない。
 

桜の絨毯RICOH GR3, f8.0, 1/160sec, ISO100, +0.3EV
桜の根と落ちた花びらRICOH GR3, f5.6, 1/250sec, ISO100, 0EV
 空ばかりではなく地面にもGR3を向けてしまう。水面ではないので花筏とは言わないが、もう少しで花絨毯になりそうではある。根元の溝に吹きだまってる感じも良い。

 この人何撮ってるんだろう? 的な視線も感じたけれど気にしない。
 

タンポポと散った桜RICOH GR3, f2.8, 1/1000sec, ISO100, 0EV
落ちた椿と散った桜RICOH GR3, f2.8, 1/320sec, ISO100, -0.7EV
 タンポポや落ちた椿と桜(の花びら)。

 そんな感じでなんか下を向いてばかりいた気がする。もう桜の花や木の写真はたっぷり撮って飽きてきたのでちょっと違う写真を撮りたいし、GR3を持ってるとこういうのがなぜか撮りたくなる。
 

白黒の桜(赤外写真風味)RICOH GR3, f5.6, 1/500sec, ISO100, 0EV
 ということで、今度こそ本当に今年の桜の見納め、撮り納めのはずだ。突然東北に行くことになったりしない限りは(行ってみたいが今の状況では無理だろう…)

 改めて、また来年!


 
 

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