河津桜とメジロの写真はすでに少し前に紹介したが、近所にあるその河津桜並木は、早くも2月末にほぼ満開を迎えてしまった。
ちょうど河津桜が開花するとともに、年明けからくすぶっていた新コロナウィルス騒動がいよいよ大きくなってきてしまった。今はお花見という雰囲気ではなくなってしまったけど、せっかく撮ったので記録として今年の河津桜の写真を貼っておく。
なお、これらはここ数日の写真ではなくて、実は1週間くらい前に撮ったものだ。ソメイヨシノと違って河津桜は長持ちするほうだが、今はもうかなり散ってしまったかも知れない。
PENTAX K-5, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f4.0, 1/800sec, ISO100, +0.3EV
PENTAX K-1改, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f2.8, 1/640sec, ISO100, 0EV
前ボケ大好き! 良い前ボケポイントを見つけるのが上手くなって気がする。
ちなみに今回はK-5とK-1改の2台使って撮ってみた。ぱっと見たところでは見分けは付かないだろう。もちろん実際は解像度もDレンジの広さもK-1改のほうが圧倒的に良い。でもK-5もまだまだ十分に現役で行ける気がする。
PENTAX K-5, FA 77mmF1.8Limited, f2.8, 1/1600sec, ISO100, 0EV
PENTAX K-1改, FA 77mmF1.8Limited, f2.2, 1/1250sec, ISO100, -1.7EV
77mmもとてもいい。前にも書いたと思うがFAリミテッド三姉妹のなかではこのレンズが一番好きだ。ボケ味とか結構癖があって難しいのだが。
PENTAX K-1改, FA 77mmF1.8Limited, f5.6, 1/250sec, ISO100, 0EV
PENTAX K-5, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f2.8, 1/2500sec, ISO100, 0EV
昔から桜の時期になる度に「花」ではなくて「木」を撮りたい、あるいは「風景としての桜」を撮りたいと書いてきたが、やっぱりピンとこない。
PENTAX K-5, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f5.0, 1/250sec, ISO100, 0EV
いや、でもせっかくマクロレンズ持ってるのだから、こういうのも撮っておかなくては。
DFA100mmマクロを使う上で注意しないといけないのは、ピントを背景に持って行かれないようにすることだ。ボディー駆動AFなので、端から端まで回転すると「ギュイィィィィィ〜ン」とすごい駆動音を周囲に轟かせることになる。そうならないためにはQFSを上手く併用するのがコツだ。
PENTAX K-1改, FA 77mmF1.8Limited, f2.0, 1/5000sec, ISO100, 0EV
最後はやっぱり前ボケで〆ておくことにしよう。うん、やっぱりFA77mmは良い。
それにしても昨今の情勢では、このままソメイヨシノの時期を迎えても、今年のお花見は盛り上がらないだろう。
いや、だからこそ、いろいろ空いてるかも知れない今こそ写真を撮りに行くチャンスなのだろうか? せっかく車を持ってるので、ドライブがてらひっそりと人のいない絶景ポイントに行ってみたい。どこ… とは思いつかないのだけど…。