クリスマス前には強い寒波がやってきて北国では大雪に見舞われたというニュースが流れてきたが、東京はやはり気温は低いものの穏やかな晴天続きだ。とは言え雪の映像を見ていると、やっぱり車のタイヤをスタッドレスにしておこうかな?という気分になる。
PEUGEOT 308SWに乗り換えてからはスキーに行くことがぐっと減ってしまった(車のせいではない)ので、スタッドレスタイヤを履かなくても恐らく問題ないのだろうが、いつ何時どこに出かけたくなるか分からない。東京から2時間圏内にも積雪地帯はあるので、やはり安全のためはもちろん、移動の自由を確保するためにもスタッドレスタイヤを履いておこう。
ということで原工房さんにやってきた。いや、いきなり訪れたのではなく事前に話は通しておいたのだが。
相変わらずすし詰め状態の新旧さまざまなフランス車達。当たり前のようにDSがリフトされていたりしても違和感のないいつもの原工房の風景だ。
さて、肝心のスタッドレスタイヤだが今シーズン久々に新調することにした。308SWが納車されて最初の冬から計6シーズン使ってきたBSのBLIZZAK VRX2は、溝はまだ少し残っているもののコンパウンドの状態は怪しい。非雪国のサンデードライバーだからこそちゃんとしておいた方がいいだろう。
ということで、新しいスタッドレスタイヤはミシュランのX-ICE SNOWだ。306時代からいままでずーっとスタッドレスはブリヂストンだったのだが、お値段を聞くとやはりBLIZZAKは一番高い。性能面などタイヤ屋さんのお勧めということもあって、久々にミシュランのスタッドレスタイヤにしてみた。
タイヤサイズは225/45 R17で夏タイヤより1インチダウン。ホイールはMAK Antibesをもちろんそのまま流用する。今どきのツートンカラーなデザインではないがシンプルでなかなか気に入っている。センターに純正のロゴマーク(もはや旧ロゴになってしまったが)がはまるところが特に良い。
この308には17インチくらいがちょうど良いのではないかという気がしなくもないが、何しろ夏タイヤにとして今履いているミシュランのPilot Sports 4があまりにも良すぎて、やはり17インチの柔らかいタイヤは心許ない感じがする。
柔らかくて心許ないのはスタッドレスだから当たり前なのだが「VRX2はこんなにフニャフニャじゃなかったよな?」と感じるということは、タイヤの違いよりもむしろ、6シーズン使ったVRX2はそれなりに劣化していたのだろうと思う。
ここ数年毎冬の懸案事項を片付けて、これでしばらく冬の心配はなくなった。ずっと先送りしている北国方面へのドライブ計画があるので、これで安心して出かけられそうな気もする。でもわざわざ冬に行かなくてもな、とも思ってる。
原工房さんで来年のPEUGEOTカレンダーをもらってきた。3008もモデルチェンジしもうすっかり1世代進んでしまった。この308SWを買ったのは7年も前のことだし当たり前か。
新しいカレンダーをパラパラめくりながら、最近のモデルはまた大きくなってきたな、と感じる。
今年1年ほとんど長距離を走ることがなくて、せっかくの大排気量ディーゼルを持て余していて勿体ない感じがする。コロナ禍で引きこもっている間に、パッと思いつきでサッと出かけるという習慣と感覚をすっかり失ってしまったのが大きい。もちろん歳をとったこともあるだろう。
短距離走行の繰り返しはむしろ負荷が高いせいか、夏前にはまたもやAdBlueタンク周りに不調が発生してしまった。そこそこの頻度でそこそこの距離を走っていれば、そうそう起きない問題なのではないかとちょっと疑っている。とても気に入っている車なのだが、自分の生活スタイルには合っていないかも知れない。って、7年も経ってからようやく理解し始めた。
でも基本趣味の車なのでそのくらいで特に問題はない(金銭的負担以外は)。まぁ、今後のことはまた3年後にまた再発するかどうかで考えることにしよう。