もう2022年も1/4が過ぎ去り、桜の季節も終わりを迎えようというのに今年初めての焼肉を食べてきた。向かったお店は神戸牛を売りにしている「日本橋イタダキ」だ。昨年末に初めて訪れたのだが、あまりに美味しい肉塊まつりが忘れられない。
約4ヶ月ぶりの焼肉、しかも神戸牛の肉塊が食べられるとあってはいやが上にも期待は高まる。どんな卓上の絶景が待っているだろうか?
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はいキタ! 但馬牛ユッケのウニ乗せ。トリュフ付きも選べたが、ユッケが主役なのでウニだけにしておいた。美しいその姿から想像するとおりの美味しさだった。
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そして極上のレバー。この色艶を見ただけで美味しいと分かるやつだ。なおもちろんちゃんと焼いて食べた。実際のところ大抵のレバーはサッと焼いた方が美味しいと思う(例外あり)。
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ここでようやくタン塩を焼いた。刻んだネギも欠かせない。見てるだけで癒やされる。もちろん食べるともっと癒やされる。
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神戸牛のヒウチ。後ろ足の付け根あたりの超希少部位だ。このギュッとした赤身の密度が素晴らしい。岩塩とワサビだけでスルッと食べられる。超美味い。
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そして前回に続き、このお店の看板メニューでもある「ウニの上ロース巻き」、通称「うにく」ももちろん食べた。
クドいくらいの刺したっぷりの薄切りロースとウニの調和が見事だ。見た目にも美しい。ウニを冒涜しているような気もするが、ここは焼肉がメインなので仕方ない。
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そしてこの日のメインディッシュはこれ。残念ながら神戸牛ではなかったのだが、やはりシャトーブリアンは欠かせない。
せっかくなのでナパバレーのとても良い赤ワインも合わせてしまおうではないか。グラス1杯でも目の玉が飛び出るような値段だったが、大人しくしていた過去4ヶ月分をすべて出し切ると自分を納得させようではないか。
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シャトーブリアンの塊を炭火でじっくり丁寧に焼く。その様を固唾をのんで見守る。
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焼き上がった姿は神々しい。いつまでも見ていたいくらいだ。
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切り分けられて再びテーブルに戻ってきたらこうなっていた。なんというグラデーションなのだろう。この美しさはiPhoneでは撮れない気がする。さすがGR3だ。
これもまた岩塩とワサビだけでいただくと、本当に爽やかで、旨味が口から喉から食道や胃の中にも広がり永遠に味わえるかのようだ。満足だ。
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素晴らしいめくるめく焼肉を味わい、その余韻に浸るために帰り道にあったお店でしばしクラフトビールを飲んだ。こういうのは本当に久しぶりで、ちょっと飲み過ぎたかも知れない。
毎月ニクの日を祝っていたのが今ではウソのように感じられるし、コロナ禍が完全に去っても元通りに戻れる気がしない。
とか言いつつ、次はまた本場神戸に行って焼肉食べたいなーと、ふつふつと思い始めている。