RICOH GR3に続きNikon Z5も久々に使ってみることにした。実際のところNikon Z 5はブログやSNSとは関わりがないところで結構使っているのだが、純粋に趣味の用途で使うのは久しぶりだ。
持ち出したのは近所の散歩で、特に何を撮ろうというあてもなく出かけたのだが、歩き始めてすぐに鳥の声に気がついた。そうだ、その辺にいる鳥たちを探しながら、野鳥の島の方へ行ってみよう!
Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR(200mm), f8.0, 1/2500sec, ISO1600, +0.7EV
ハルジオンみたいな白い花を付けた雑草(ヒメジョオンのほうかも)の中をとことこ歩いてるムクドリ。先回りしつつ隙間から追いかける。もちろん近寄ると逃げていくが飛び去ったりはしない。街中にいるだけあって思ったより近づけた。地味な身体に黄色いくちばしがかわいい。
設定を間違えてこんなに明るいのにISO1600で撮ってしまった。しかしむしろ光がたっぷりあることもあって、ノイズとか悪影響はほとんど感じられない。
Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR(200mm), f8.0, 1/8000sec, ISO1600, +0.7EV
甲高い少し耳障りな鳴き声に空を見上げると、だいたいそこにはヒヨドリがいる。んー、やっぱりイマイチかわいくないかも(※個人の好みです)。
なおこれもまたISO1600のまま撮ってしまった。ヒヨドリ自身はかなりアンダーに撮れたところを現像で持ち上げたので、やはりカラーノイズが浮き出てきたが、ヒヨドリなので良しとする(愛が足りない…)。
Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR(55mm), f8.0, 1/125sec, ISO100, -0.3EV
さて、野鳥の島、ビオトープへやってきた。そこは引きで撮るとこんな状態なのだ。コサギだらけでちょっと異様な光景に見える。いったいこの中に何羽写ってるだろうか? もちろんアオサギもカワウも相変わらず沢山いる。ゴイサギもいる。
なおようやくISO感度の設定ミスに気がついてISO100に戻した。
東京下町の住宅街にあるビオトープで野鳥撮影に挑戦してみる -酔人日月抄外伝
Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR(200mm), f8.0, 1/200sec, ISO1600, +0.7EV
日当たりと風通しが良い場所を取り合ってるのだろうか? 細くて不安定な枝の上でコサギ達が密になって暴れ回っていた。これもいったい何羽いるのだろう?(たぶん5羽?)
Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR(200mm), f8.0, 1/200sec, ISO1600, -1.0EV
暴れてじゃれ合う集団の下では、真剣に漁をしているコサギの姿も見られる。この島の周辺は本当に見ていて飽きない。
Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR(200mm), f8.0, 1/4000sec, ISO100, -0.7EV
空を見上げればアオサギがゆったりと飛んでいる。うろこ状の雲が浮かぶ青空にアオサギののんびりした姿が似合っている。
フルサイズで望遠端が200mmと、野鳥撮影には短すぎるレンズしか持っていないが十分に楽しめる。
Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR(120mm), f8.0, 1/6400sec, ISO100, -0.7EV
頭上を舞うアオサギを追いかけていたら太陽のそばを横切った。彩雲が出ていたことに写真を撮って、後で確認して初めて気がついた。
Nikon Z 5, NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR(200mm), f8.0, 1/200sec, ISO100, -0.7EV
じっと水面を見ているおじさんがいたので何を見ているのだろうと視線の先を探したものの、最初は一瞬何があるのか全く分からなかった。が、良く見るとマガモが一羽佇んでいた。この地味な色は雌なのだろうか。まるで迷彩のように岩に紛れている。
望遠で撮った写真で見るとそうでもない感じだが、肉眼では本当に風景に溶け込んでいたのだ。カモに騙されているようでは、まだまだ鳥を見つけ出す視力と経験が足りないようだ。
これはまた別の日に別の場所でiPhoneで撮った動画なのだが、千葉県市川市の某所の雑木林でウグイスの鳴き声が聞こえていた。映像には意味はなくて録音のつもりで撮ったものだ。かなりたくさんいるような感じだったので、ウグイスの姿を懸命に探したもののまったく見つけられなかった。木陰の奥の方にいるのでそもそも無理なのかも知れないが。
それにしても鳴き声だけでも癒やされる。ウグイスはさすがに住宅街のちょっとした木立などには現れないのだろうか? 悪声を轟かせるヒヨドリの代わりに家のそばで鳴いてくれればいいのに。