東京はずっと雨模様の日が続いている。豪雨ではないのは幸いだが、それにしてもジメジメとして気持ちが悪い。ときおり急に雨が上がることもあるのだが、半日と持たずにまた降ってくる… の繰り返しだ。まぁ、カラ梅雨よりは良いかも知れない。
そんなこんなで気乗りがせず、写欲もすっかり減退気味だ。特に撮りたいと思えるものもなく、カメラに触りたいという気力もない。カメラは眺めているだけで十分だ。…しかし! そんなことではダメだ!
PENTAX K-3 Mark III, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f2.8, 1/1250sec, ISO100, 0EV
ということで、雨が上がった隙を突いて散歩に出かけてみた。カメラはPENTAX K-3 Mark IIIにDA20-40mmリミテッドを取り付け、念のためDFAマクロ100mmF2.8もカバンに入れておいた。
が、気がついたら概ね100mmマクロを付けっぱなしにしていた。やっぱり望遠の方が肌に合うようだ。
PENTAX K-3 Mark III, HD DA20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR(40mm), f4.0, 1/800sec, ISO100, 0EV
緑に覆われた広場は、晴れていれば多くの人がレジャーシートなどを敷いてくつろいでいるのだが、雨続きで水たまりが広がってまるで湿原のようになっている。気をつけて歩かないと足下がびしょ濡れになる。
PENTAX K-3 Mark III, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f4.0, 1/320sec, ISO100, 0EV
近所の公園には無料で入れる小さな植物園がある。季節の花が丁寧に育てられていてわりとカメラを構えている人も多い。雨の日はガラガラだけど。
これはグロリオサだ(Google画像検索による)。水玉がかわいい。が、水玉に気がついたのは帰ってきて撮影した写真をじっくり見返したときだった。現地で気がついてたら水滴どアップをやりたかった。こういう注意力の欠如も写欲がない結果の一つかと思う。
PENTAX K-3 Mark III, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f4.0, 1/160sec, ISO100, 0EV
これはムラサキバレンギクだろうか? マクロし甲斐がありそうだが、ゾワゾワくるので適当なところでやめておいた。
なお、前ボケになってほとんど消えかかっている紫色の棒状のものは…
PENTAX K-3 Mark III, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f4.0, 1/250sec, ISO100, 0EV
ラベンダーだ。ほんの狭いエリアに咲いてるだけだが香りがすごい。北海道に行きたい(唐突)。
PENTAX K-3 Mark III, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f2.8, 1/640sec, ISO100, 0EV
人工の池の上で休むカルガモさん。子どもは連れていないようだ。
PENTAX K-3 Mark III, HD DA20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR(33mm), f3.5, 1/250sec, ISO100, 0EV
ヴィンテージもののひまわり。というか、早すぎないか? ひまわりはこれから咲き始めるものだと思っていたが、気が早いやつもいるのだろう。
PENTAX K-3 Mark III, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f5.6, 1/160sec, ISO125, ー0.3EV
良い感じのヴィンテージ紫陽花を見つけた。なんか、最盛期よりもむしろこのくらいの時期の方が綺麗なんじゃないかとと思えてきた。
PENTAX K-3 Mark III, DFA MACRO 100mmF2.8 WR, f2.8, 1/400sec, ISO100, 0EV
もう7月だというのにこれから咲き始めようとしているガクアジサイもある。うむ、やっぱりこっちの方が良いか。
さて、写欲がない中無理矢理撮ってきたが、あまりこういうリハビリ方法は良くないと思ってる。気力がないときは何もしない方が良いだろう。本格的な夏が来たら元に戻るだろうか? いや暑さで余計やる気が無くなるだろうか?
実際のところコロナ禍が収まる気配がなく、旅に出る見通しがまったく立たないのが一番つらい。写欲減退の大きな理由もそれじゃ無いかと思う。近所もいいけれど、本当は旅に出てベタな観光地でも何でも良いから見知らぬところでシャッターを切りたい。お気に入りのカメラとレンズで近所を撮るのと、旅先でiPhoneで撮るのとどっちが楽しいかと言われたら後者なんじゃないかと思ってる。今は特に。