「北海道・美瑛を救いたい!農家と観光客との摩擦をチャンスに変える畑看板プロジェクト」に出資した

2019-09-08

 今年の初夏、多分5月頃にTwitterに流れてきた誰かのつぶやきで、この「北海道・美瑛を救いたい!農家と観光客との摩擦をチャンスに変える畑看板プロジェクト」がクラウドファンディングで資金を集めていることを知った。

 内容を読んで興味を持ち是非応援したくなったので出資してみた。その際、写真家の中西敏貴さんが関わっているという点は大いに考慮したというか、このプロジェクトを信頼するための大きな要因だった。

 そしてこのクラウドファンディングは、期限内に333.4%という高い達成率でもって無事に終了した。

美瑛の農家と観光客応援プロジェクト返礼品 

 それから3ヶ月以上が過ぎ、忘れかけていた頃に出資(と言うより支援)に対するリターンの品が届いた。

 支援プランは3,000円から200,000円まで色々あったのだが、自分が選んだのは10,000円で中西敏貴さんの写真集がもらえるというプランだ。届いた箱を開けてみたら、お菓子とかおまけが入ってる!と思ったら、ちゃんと最初からリターンの中に含まれているものだった。

中西敏貴さんの写真集 
 まずは目当ての写真集。「FARMLAND SCAPE」というタイトルが付けられている。農家の方々によるプロジェクトと言うことで、四季折々の美瑛の美しい”FARMLAND”の写真が収められている。

 素晴らしい写真の数々でため息が出る。こんな景色を実際に自分の目で見て、肌で感じてみたい! そしてファインダーを覗き「これは勝った!」と思いながらシャッターを切ってみたい。

中西敏貴さんポストカード 
 それから、やはり中西敏貴さんが撮影したポストカードが5枚。どれも先ほどの写真集には収められていない写真だ。はぁ〜、すごい。

お菓子 
 そしてお菓子。右が「丘のおかしやきとうきび」で、美瑛産のスイートコーンを使ったものだ。左は「丘のおかしダイスミルク」で、やはり美瑛産のミルクを使って作られている。

 どちらもまだ開けていないから味わっていない。けど見るからに美味しいに決まっている。

クラウドファンディングお礼状 
 それから、改めて熱い思いが綴られたお手紙も入っていた。うんうん、是非とも頑張って欲しい。

 もうこのクラウドファンディングは終わってしまったけど、北海道の、特に美瑛のオーバーツーリズムに関する問題点について知るためにも、下のリンク先を是非読んで欲しい。美瑛には行ったことないけど、写真を趣味とする一人としていつかはカメラを持って訪れるはずだから、その環境整備には是非協力をしたいと思った。

 そしてこれは多分、美瑛だけの問題ではない。多くの観光地でオーバーツーリズムは問題になっている。その問題の要因は色々あるけれど、我々写真を趣味とする「カメラおじさん」は非常に大きな部分を占めているはずだ。

 その土地に生きる人達の生活と、美しい景観が失われてしまっては元も子もないのだ。


 

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