秋の神戸旅行で食べてきた超絶美味しかったもの

2020-10-21

 観光編の次は食べ物編だ。神戸は本当に美味しいものが多い。行きたいお店がいっぱいあって、昔のように観光などせず、一日中食べ歩きをしていたいところだが、今はもう消化能力含めてそんな体力がない。だから夕飯にすべての力(資金も含めて)を注ぎ込んできた。

A e B アー・エ・ビー

 初日の夜は垂水にあるイタリアンへ。ここは噂にずっと聞いていて一度行ってみたかったのだ。イタリアンと言っても正統派なそれと言うよりは、少し風変わりな料理が出てくるらしい。「変態的」という評価も聞いたことがある。なにそれ行きたい、食べたい!ではないか。

A e B アー・エ・ビーにてPENTAX K-1 II SE, HD FA35mmF2, f4.0, 1/60sec, ISO3200, −0.7EV
 こんな感じだ。シェフはとても素っ気なくて料理の説明をくどくどしたりしない。ボソッと名前を言って厨房に戻ってしまうから、これがなんなのかちゃんと聞けなかった。が、猛烈に美味い。
 

白トリュフがふんだんにかかった何かPENTAX K-1 II SE, HD FA35mmF2, f2.8, 1/60sec, ISO400, +0.7EV
 そしてこんなのとか。これを出すときはニコニコだった。写真映えしますよ!と。なんだかおわかりだろうか? 赤いものは何かの肉なのだが、上にかかってる白いもの。そう、白トリュフだ。これはすごい!
 

A e B アー・エ・ビーのパスタPENTAX K-1 II SE, HD FA35mmF2, f4.5, 1/60sec, ISO800, 0EV
 パスタもこうだった。これ、本来ショートパスタとして使うパスタらしい。それをロングのまま使っている。添えてあるのはリンゴチップス。素晴らしい!
 

メインの肉料理PENTAX K-1 II SE, HD FA35mmF2, f4.5, 1/60sec, ISO800, +0.3EV
 メインのお肉も猛烈に美味かった。

 写真を見るとちょっとずつにしか見えないかも知れないが、これらはコースのほんの一部で、もうお腹いっぱいになるくらい十分に満足な量だったし、一つ一つのお皿が見たことないようなものばかりだった。盛り付けからもちょっと感じられるように、シェフはフレンチの修行もしていたらしい。なるほど。
 

ヴィンテージのバローロPENTAX K-1 II SE, HD FA35mmF2, f2.8, 1/60sec, ISO800, 0EV
 で、そんな素晴らしい料理に勝るとも劣らなかったのがワイン。どれもこれもすごかったのだが、なかでもこれが絶品だった。1970年代のヴィンテージもののバローロ。そ、そんなの飲んで良いの?

 以前飲んだことがある100年熟成したワインは、超絶変な味がして古い熟成したワインは味よりも時間の流れとそういう雰囲気を味わうもの、という印象があったがこれは全く違う。今まで飲んだことがあるどんなワインよりもずば抜けて美味しかった。以前の100年ものは単に保存状態が悪かったか、飲み頃を逃していただけなのだろう。

 本当に良い経験をさせて貰った。少し大人になった気がする。
 

 なんかすごく敷居が高そうな感じに書いてしまったが、そんなことはまったくない。ランチもやってるしお値段もごく普通の範囲の庶民的なれども本格イタリアンだ。

炭火焼肉屋台 たじま屋

 神戸に行ったらやっぱり焼かなくては!ということで、次の日は焼肉を食べに行ってきた。定番の、何度も行ったことのある間違いないおっ店もいっぱいあるのだが、今回は新規開拓と言うことで、ハーバーランド近くにある「たじま屋」に行ってきた。

たじま屋RICOH GR3, f4.0, 1/20sec, ISO3200, 0EV
 ちなみにここは相当な有名店、人気店でそうそう簡単に予約が取れないらしい。店内には芸能人、スポーツ選手の来店時写真が壁一面に貼ってあった。こんな人もあんな人も!と同時に、これ誰?と言う話で盛り上がる。今はGoogleに聞くとすぐに答えが出てくるから便利だ。
 

タン塩RICOH GR3, f4.0, 1/30sec, ISO1600, 0EV
 最初は塩タンと決まっている。ちょっと炭が多く、網に近いので焼くのに手こずった(by 焼き方さん談)。

 うむ、やっぱり東京ではなかなか出会えない美味しさだ。そしてコスパが猛烈に良い。
 

ブリスケRICOH GR3, f4.0, 1/30sec, ISO640, 0EV
 一番のヒットはこれ。ブリスケという肉。んー、今まで食べたことあるっけかな? 部位は呼び方が細分化されてきたり、地方や店によって違ったりするのでよく分からない。

 でもそんなことはどうでも良いと思わせるくらいに美味い! 見た目はサシが多いようだが、脂のしつこさはなくてちゃんと肉のうまみに溢れている。これは素晴らしい。
 

超薄切りのミノRICOH GR3, f4.0, 1/30sec, ISO640, 0EV
 あと変わっていたのはミノ。こんなに薄切りなのだ。なんか別のものに見えてくる。が、焼いて食べるとミノのあの味わいと食感がちゃんとある。
 

生ビール!RICOH GR3, f2.8, 1/30sec, ISO320, 0EV
 焼肉に一番合う飲み物はやっぱり生ビールではないかと思う。いろいろ厳しい折だが、本当に親しい人達と乾杯できるとホッとする。


 焼肉店というと、狭いテーブルにギュウギュウに押し込められるイメージがあるが、コロナ対策で大幅に定員を減らしているようだ。おかげでテーブルが広々だったが、その分さらに予約は取りにくくなっているのかも知れない。でも次回も神戸に訪れたら是非行きたいお店だ。

ホームパーティ

 3泊目の夜は神戸の友人宅で家飲みをした。お店に行くばかりではなくこういうのも良い。楽しい。

長島家ホムパ料理

 だって、お店で食べるのと変わらないクオリティの料理が次々に出てくるのだから。これはすごい。特に漬けサーモンの寿司は本当に美味かった。どんな回転寿司のサーモン系寿司よりも断然美味い。本格寿司店で出てきても、最近はそうなんだと納得しそうになる。

 ということで、いろいろごちそうさまでした、神戸!

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