smc FA77mmF1.8 Limited で満開になった地元の河津桜並木を愛でる

 またもやカメラを持って地元の河津桜並木へ散歩に出かけてきた。今シーズンはいったい何度目だろうか? 在宅勤務生活が1年に及び、地元にいる時間が長くなったことと、先月中頃に思いつきでApple Watchを買ってしまったせいで、空き時間があると“ワークアウト”をしなくてはならないという強迫観念のせいかもしれない。

 実はこの日撮った写真はTwitterに流すだけでいいやと思っていたのだが、なぜかそのツイートへの反応がとても良かったので、アーカイブとしてブログにも残しておかないと勿体ないと思ったため、このエントリーを書くことにした。

K12S3607.jpgPENTAX K-1 II SE, smc FA77mmF1.8 Limited, f2.0, 1/2500sec, ISO100, +1.0EV
K12S3652.jpgPENTAX K-1 II SE, smc FA77mmF1.8 Limited, f1.8, 1/2000sec, ISO100, +0.3EV
 お隣さんによると「もう見頃を過ぎたよ!」と言われていたのだが、どうしてどうして、ちょうど満開の見頃ではないか。気温が低く北風が吹いていたのに、なぜか空は春っぽくもやっとしている。桜にはぴったりな感じだ。
 

K12S3611.jpgPENTAX K-1 II SE, smc FA77mmF1.8 Limited, f8.0, 1/125sec, ISO100, 0EV
K12S3618.jpgPENTAX K-1 II SE, smc FA77mmF1.8 Limited, f1.8, 1/4000sec, ISO100, -1.0EV
 この並木道はまだ若くて小さな木が多い。早咲きの木はもう散っているものもあったが、ほとんどの木はほぼ満開だった。

 なんとなく最近はデジタルっぽくこうしてキリッとした感じに仕上げたくなるのだが、本当は最初の2枚みたいな感じがこのレンズにはあってるのかも知れない、と今ごろになって気付いてきた。
 

K12S3626.jpgPENTAX K-1 II SE, smc FA77mmF1.8 Limited, f1.8, 1/2000sec, ISO100, +0.3EV
K12S3650.jpgPENTAX K-1 II SE, smc FA77mmF1.8 Limited, f1.8, 1/4000sec, ISO100, +0.7EV
 バカのひとつ覚えのように、前ボケはやっぱりやってしまう。レンズ設計上両立が難しいと言われる前ボケと後ボケの両方が美しいというのは、このレンズについては本当だと思う。だからこういう写真も毎回毎回飽きずに撮らざるを得ないのだ。

 近距離の絞り開放ではなかなかピントが合わなくて、過去の機種では苦労した覚えがあるが、K-1/K-1 Mark IIではとても歩留まりが良くてとても相性が良い1本だと思う。
 

PENTAX K-1 II SE と smc FA77mmF1.8 Limited

 2月最後の週末、折しも開催中のCP+2021オンラインで見ていたリコーイメージングのFA Limitedレンズに関するセミナーに感化され、smc FA77mmF1.8 Limitedを久しぶりに使ってみた。

 このレンズは2012年に新品で買ったのだが、当時はK-5 Limited Silverを使っていたのでシルバー版にした。メーカーから派遣されていたらしい量販店店頭の販売員さんは「ほんの少し絞って使ってみてください。ピント面に芯が出て、それでいてボケは柔らかくてとても良い感じに写ります」と言っていた。そのアドバイスに従って、開放ではなくF2.0でよく使っていたが、「ほんの少し」というのは1段くらいのことなのかも?とちょっと思っている。

 東ドイツ製のパンカラーにヒントを得て、とにかく白が綺麗に出るように作られたというこのレンズ。その特性を生かした写真を撮った記憶も自信もほとんどないのだが、FA Limited 3本のなかでは一番落ち着いていて素直に写ると思う。柔らかさはネガティブな感じではないし、ボケも美しい。そう言われると確かに発色もニュートラルな気がしてきた。

 この特徴を生かすのにsmcのままでも特に問題は無いような気がするが、最新のコーティングによってさらに抜けが良くなるならそれを体験してみたい。さらに円形絞りによりボケがより滑らかになってるとしたら、それにも惹かれる。そのうち色違いのブラックHD版を入手したいと思う。


 
 

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