雨の新宿をRICOH GR3片手に散歩する

 ここしばらくいろいろな事情で写真を撮るといえばPENTAX K-1改ばかり使用し、さらにどちらかと言うと望遠よりばかり使っていた気がする。そんな中、久々に完動状態で手元に戻ってきたRICOH GR3で写真を撮りに行ってきた。コンパクトなカメラであることよりも、28mm相当という広角の感覚を久しく忘れていたので、リハビリもしなくてはならない。

 と言っても、目的地は新宿だ。最近発売されたRICOH GR III Street Editionに感化された… というわけではないが、なんかそれらしい都会の街並みを撮ってみたくなる。すごく苦手分野なのだけど。

 折しもその日は梅雨らしい雨が降りしきっていた。おぉ!これは良いではないか! 最近、雨だと写真日和と思い込む程度に大人になってきたと自分でも思う。

R0000091.jpgRICOH GR3, f2.8, 1/100sec, ISO100, 0EV
 自転車が転がっているのも新宿らしい。見る人が見ればこれだけでどこだか想像つくかも知れない。

 なお、撮影時はハイコントラスト・モノクロームで撮ったのだが、あとでブリーチバイパスでカメラ内現像しなおした。GR3の「ブリーチバイパス」はKシリーズの「銀残し」と全く違う仕上がりになるのが面白い。本来同じことを意味しているはずなのに。
 

R0000050.jpgRICOH GR3, f4.0, 1/160sec, ISO100, 0EV
 そもそも新宿に行った目的は、今月オープンしたばかりの「北村写真機店」を見物したかったから。その1階にあるジオラマが格好イイ。

 もしかしたら何か衝動買いしてしまうかも…?と思っていたが、何も買わずに済んだ。しかし、品揃えも良いし、デジタル世代の中古機を漁るにはこれはなかなか良いお店ではないかと思う。新宿にもう一つ防湿庫が出来た感じだ。
 

R0000042.jpgRICOH GR3, f4.0, 1/160sec, ISO100, 0EV
R0000049.jpgRICOH GR3, f4.0, 1/250sec, ISO100, 0EV
 なお新宿と言えば最近は何かと話題に事欠かない。が、駅の周辺を歩き回るくらいは問題ないだろう。雨が降っていたせいもあるが、休日にしてはやっぱり人が少ないと感じた。
 

R0000072.jpgRICOH GR3, f5.0, 1/4sec, ISO100, -1EV
R0000075.jpgRICOH GR3, f5.0, 1/40sec, ISO500, -0.7EV
 靖国通りがJR線をくぐるガード下の周辺は新宿の中でもちょっと特殊な顔を持つエリアだ。駅の南側は開発が著しいが、この周辺は取り残されている感じがする。そしてやっぱり自転車が倒れていた。
 

R0000096.jpgRICOH GR3, f5.6, 1/500sec, ISO500, -1.7EV
R0000037.jpgRICOH GR3, f5.6, 1/30sec, ISO200, -1.3EV
 西口側に出ると途端に緑が目につくようになる。路肩の草なんかも晴れていたらカメラを向ける気にもならないが、雨に濡れているなら話は別だ。この2枚もカメラ内現像のブリーチバイパスだ。
 

R0000015.jpgRICOH GR3, f2.8, 1/30sec, ISO200, 0EV
 さて、そう言えば新型コロナ以前の旧生活様式時代は、出先でよくGR3でテーブルフォトも撮っていたな、と思い出して久しぶりに食事を撮ってみる。うん、なかなか個性的で良い感じに写るのだが… 人工光源ミックスに対してはあまりホワイトバランスは強くなかったっけ。こういう写真をなんの心配も気兼ねもなくバシバシ撮っていた時代が懐かしい。

 ということで、レンズユニットとメイン基板が新しくなったGR3だが、撮れる写真とか使い心地は当然ながら今まで通りだ。なにかというとPENTAX K-1改は最高!と言いがちだが、やっぱりGR3も使っていて最高に楽しい。
 


 

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