夕暮れの東京スカイツリー周辺を散歩する

2020-10-06

 K-1 Mark II Silver Editionシェイクダウンの3日目。初日は雨、2日目は曇りだったが、3日目になってようやく晴れた。と言ってもこの日は平日だ。ずる休みをしてちょっと遠出する計画も考えたのだが、色々考えて夕方から出かけられる近場ですませることにした。一応、大人だし、社会人だから。

 一時期はよく通っていたのに、ここ数年は遠巻きに眺めるだけになってしまった東京スカイツリーへ行ってみることにした。と言っても、スカイツリータウンには入らない。もちろん展望台にも上らない。東京スカイツリーは外から眺めるのが一番だから。

ソラマチ入り口と東京スカイツリーPENTAX K-1 II SE, HD DFA24-70mmF2.8ED SDM WR(15mm), f8.0, 1/320sec, ISO100, 0EV
 時刻は午後4時半過ぎ。日没まであと1時間といったところだが、こんなに綺麗な青空が覗いている。東京スカイツリーの西側から川沿いを歩いて反対側へ向かってみよう。
 
 
夕陽と東京スカイツリーPENTAX K-1 II SE, HD DFA15-30mmF2.8ED SDM WR(15mm), f11, 1/200sec, ISO100, -1.0EV
 途中でお茶飲んだりグズグズしながらゆっくり散歩しつつ、押上駅側にある京成橋の袂までやってきた。太陽はかなり傾き、もうすぐ日没を迎える。スカイツリータウンのほうは綺麗に整備されているが、小さな北十間川の反対側にはまだ東京スカイツリーが出来る前の、古い下町の風情が残っている。
 

夕暮れの空に聳える東京スカイツリーPENTAX K-1 II SE, HD DFA15-30mmF2.8ED SDM WR(16mm), f5.6, 1/125sec, ISO100, -0.7EV
 何しろ634mも高さがある構造物の真下でその天辺を見上げているのだから仕方がないのだが、思い切り見上げた写真ばかりで、見ているだけでなんだか首が痛くなってくる気がする。

 ほぼ日没を迎えて、空には急に雲が流れてきた。うん、まっさらな青空より少し雲の表情があった方が写真的には面白い。むしろ、日没直後に雲が真っ赤に焼けてくれたら絶景になるかも!と思ったが、結局期待したようなことは起きなかった。
 

北十間川と東京スカイツリーの夕暮れPENTAX K-1 II SE, HD DFA15-30mmF2.8ED SDM WR(19mm), f4.0, 1/40sec, ISO400, -1.0EV
 川沿いの道を歩いてずっと東の方へやってきた。ここは昔から有名な東京スカイツリーのビューポイントだ。その昔、条件が良い日には三脚がずらっと並んだものだが、今はどうなのか分からない。少なくともこの日は写真目当てと思われる同業者が2,3人いただけだった。みんな手持ちだ。最近のカメラは高感度いけるし手ぶれ補正も強力だから

 ライトアップも始まって空も良い感じのマジックアワーを迎えたが、文字通り雲行きが怪しくなってきた。さっきまでの青空は北に押しやられ、南の方からわりと黒くて厚い雲がどんどん湧いてくる…。が、東京で星が映るわけでもなし、これからの時間雲が出てくるならそれはそれで悪くはない。ブルーアワーの空の色がちょっと惜しいのだけど。
 

北十間川に映り込む東京スカイツリーPENTAX K-1 II SE, HD DFA15-30mmF2.8ED SDM WR(15mm), f4.0, 1/30sec, ISO3200, -0.7EV
 なおこのポイントが人気になった理由は、川面が凪いでいれば逆さスカイツリーが撮れるからだ。ときどき多重露光かフォトショだろ!?と思ってしまいそうな見事な作例を見かけるが、普通はこんな感じだ。もちろん、これでも十分に楽しいし美しい。
 

裏路地の古い街並みと東京スカイツリーPENTAX K-1 II SE, HD DFA15-30mmF2.8ED SDM WR(19mm), f2.8, 1/30sec, ISO3200, -1.0EV
バスケットゴールと東京スカイツリーPENTAX K-1 II SE, HD DFA15-30mmF2.8ED SDM WR(18mm), f2.8, 1/30sec, ISO1600, -1.0EV
 さて、そろそろ東京スカイツリーの方へ戻ろう。と言っても来た道をたどるだけでは面白くないので、川沿いの一本隣の路地を行くことにする。ここは見ての通りの本当に古い街並みが残っている。個人的には川面に映る逆さツリーよりも、こっちの裏路地とスカイツリーのコントラストの方が好きな景色だ。
 

雑居ビル街の中の東京スカイツリーPENTAX K-1 II SE, HD DFA15-30mmF2.8ED SDM WR(16mm), f4.0, 1/30sec, ISO3200, -1.0EV
 ということで、スカイツリータウン近くまで戻ってきた。雑居ビルの隙間からニョキッと生える姿も良い。

 

輝くゲイン塔の先端PENTAX K-1 II SE, HD DFA24-70mmF2.8ED SDM WR(70mm), f4.0, 1/40sec, ISO3200, -1.7EV
 東京スカイツリーのライトアップは昨年改修され、明るさが一段と増した。特にゲイン棟の輝き方はかなりのものだ。以前は周辺への「光害」に配慮して明るさを調整していたらしいが、その辺は解決したのだろうか?

 さっき「雲が出るならそれも悪くない」と書いたのは、ゲイン棟のこの強烈なライトがビームのように雲に映ったりするからだ。適度な雨だとビームはさらに強くなりフレア状になって幻想的になる。だから今度は晴れの日だけでなく悪天候の日にまた挑戦してみたい。
 

K-1 Mark II Silver Edition と DFAズーム
 さて、今回はこの2本のズームレンズを使った。と言っても、このエントリーに貼った写真はほとんど広角ズームの方ばかりだが、現場での使用感としては半々くらい使ったつもりでいる。24-70mmF2.8は言わずと知れた王道の標準ズーム、そして15-30mmF2.8のほうは個人的にお気に入りの、Kマウントでフルサイズ対応では唯一の超広角域をカバーする一本だ。

 だからもちろんK-1 Mark IIとの相性は抜群だ。ボディカラーがSilverになったからといってそこは変わらない。このレンズにはシルバー仕様はないから変な気の迷いも起こさない(ここ重要)。


 

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