HD PENTAX D FA★ 50mm F1.4 SDM AWで犬ポートレートを撮る

2020-10-27

 ポートレート向けの定番レンズ85mmF1.4は動物ポートレートを撮ってもふんわりと良い感じになるという、わりと当たり前な内容の記事を以前に書いた。

 ただ85mmF1.4はちょっと長い。特に室内で使うにはつらい。近づくと警戒する野良猫には良いが、人なつっこい飼い犬を撮るには、もうちょっとコミュニケーションが取りやすい距離に近づけるほうが良い。

 となれば、やはりここは50mmF1.4の出番ではないか。と言うことでHD PENTAX D FA★50mmF1.4 SDM AWで友人宅のワンコをバシバシ撮ってきた。

長島家の桃太郎アップPENTAX K-1 II SE, HD DFA*50mmF1.4 SDM AW, f1.4, 1/60sec, ISO800, 0EV
 キラキラの目がかわいい。目の中にはカメラを構える自分の姿も映り込んでる。迂闊に目玉にピント合わせようとすると反射してる遠景に引っ張られそうだ。かと言って、まぶたに合わせるとピンボケしてるような印象になる。難しい(少し絞れ)。
 

長島家の桃太郎PENTAX K-1 II SE, HD DFA*50mmF1.4 SDM AW, f1.4, 1/60sec, ISO800, 0EV
 画角的にも最短撮影距離的にもわざわざ離れる必要はなくて、近くにやってきてもそのまま撮れる。

 遊んで欲しいのか、おやつが欲しいのか、ツンツンと鼻で突かれまくられた。
 

ふて寝する長島家の桃太郎PENTAX K-1 II SE, HD DFA*50mmF1.4 SDM AW, f1.8, 1/60sec, ISO400, 0EV
 無視してるとふて腐れてしまった。が、逃げられないようにちょこんと足の上に手を置いてくる。かわえぇ…

 椅子に座って床にカメラを向けると距離にして〜1mくらいだろうか。新たに手に入れたK-1 Mark II Silver Editionのピント精度はK-1改譲りで問題ないようだ。
 

座布団でくつろぐ桃太郎PENTAX K-1 II SE, HD DFA*50mmF1.4 SDM AW, f1.4, 1/60sec, ISO200, +0.3EV
桃太郎の横顔PENTAX K-1 II SE, HD DFA*50mmF1.4 SDM AW, f1.6, 1/50sec, ISO200, -1.0EV
 ちょっと距離を取ってももちろん良い。F1.4の暴力的な解放パワーでボケ量は問題ない。もちろん85mmF1.4ほどではないけれども、むしろ自然で良い感じだ。
 

桃太郎の寝相PENTAX K-1 II SE, HD DFA*50mmF1.4 SDM AW, f1.4, 1/15sec, ISO200, 0EV
 寝相がよろしいようで。かわえぇ… (語彙不足)

 近寄るので適度な遠近感も出る。手を伸ばせばふさふさの毛のに触れそうな気がしてその感触が蘇ってくる。
 

神戸港のET前で不機嫌な桃太郎PENTAX K-1 II SE, HD DFA*50mmF1.4 SDM AW, f1.4, 1/6400sec, ISO100, 0EV
 散歩に出て外でも良い距離が保てる。神戸港にあったETの前でポーズを取るように強要したらとても不機嫌な顔をされた。
 

神戸港のET前で退屈にしびれを切らした桃太郎PENTAX K-1 II SE, HD DFA*50mmF1.4 SDM AW, f1.4, 1/6400sec, ISO100, 0EV
 まだ撮るのかよ!早くしろよ〜! としびれを切らしてしまったようだ。
 

淡路島で満面の笑みの桃太郎PENTAX K-1 II SE, HD FA35mmF2, f2.0, 1/5000sec, ISO100, 0EV
 気持ちの良い秋の快晴の日、絶景を眺めていると犬も笑う。家の中では決して見せない表情だ。なおこの写真は50mmではなくHD FA35mmF2を使った。
 

観覧車に乗る桃太郎PENTAX K-1 II SE, HD DFA15-30mmF2.8ED SDM WR(16mm), f3.5, 1/800sec, ISO200, 0EV
 観覧車に乗る犬。高いところにいることは分かっているようだが全く動じない。なお、この写真ももちろん50mmではない。DFA15-30mmを使っている。

 かわいいワンコはどんなレンズを使ってもかわいく撮れる。けどやっぱり50mmF1.4がベストではないかと思う。85mmは次点ということで、両方あればなお良い。
 


 

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