ストラップやバッグなどで今やすっかり有名になったピークデザイン。銀一が正規輸入代理店のはずだが、我らがリコーイメージングも公式オンラインショップで取り扱ってるし、同じようにニコンダイレクトでも取り扱われている。
しかしそこはさすがニコン。Zが売れてないとか、Z50が未発売なのに賞をとったとか、カメラ事業はとうとう赤字転落だの何だのと言ったって、腐ってもニコンはニコン。ピークデザイン製品を自社オンラインショップで扱うだけでは飽き足らず、オリジナル品まで作らせてしまった。
こんなやつだ。ニコンのコーポレートカラーの黄色版アンカーと黄色いステッチ入りのストラップを発売したのだ。でも奥ゆかしいことにニコンのロゴは入っていない。ということは、これはピークデザインの製品として他社ユーザーだって大手を振って使えるではないか!
ピークデザイン製品のファンとしては絶対に手に入れなければならぬという義務感に駆られて買ってしまった。
と言っても、ストラップは間に合っているので今回買ったのはアンカーリンクス1箱だけだ。
箱まで黄色版用に作り直す余裕はなかったのか、標準品の箱に黄色いシールが貼ってあるだけというこれまた奥ゆかしさが溢れている。そう言えば以前出た銀一の限定品は箱まで専用品だった気がする。やれば出来ないこともなかったと思うのだが。
バーコード部はシールが貼られている。品番は「AL-YW-4」だ。標準品は「AL-4」だから「YW」がYellowを表しているのだろう。なおバーコードの先頭の数字が”49″なので日本製と言うことになっている。パッケージは日本でやったと言うことだろうか?
さて中身はこんな感じだ。黄色いアンカーが4つに、リンクが2つ。アンカーはもちろん第4世代仕様だ。リンクは普通のストラップを取り付けるためのもので、SLIDEなどピークデザイン製のストラップを使っているなら不要だ。実際リンクを使う予定はない。
これで手持ちのアンカーは3色になった。赤いのが標準品。なんだかんだで12本くらいある(第3世代と第2世代を含めるともっと多い)。そして青は銀一60周年記念としてやはり限定発売されたもの。これも実は2セット買ったので8本持っている。そして今回のニコンダイレクト限定の黄色版はとりあえず1箱分で4本。
このくらいカラーバリエーションがあるのも面白い。標準品として揃えても良いんじゃないかと思えるくらいだ。あと緑とか白とか真っ黒とか…。
さて、冒頭で「他社ユーザーでも使える!」と書いたが、よく考えたらちゃんとニコンのカメラを持っていた。だからやはりこうするのが正しい使い方なのだろう。
でも、ニコンのコーポレートカラーは黄色と言いつつ、カメラのグリップに入ってるアクセントカラーは一貫して赤なんだよな、と。それはZシリーズも変わらない。ジウジアーロへの遠慮なのか?あるいは験担ぎ的ななにかだろうか? もし後者だとしたらそろそろ変え時じゃないかと思う。
でもD500に付けるだけではつまらないから、やはりこうしてみるのも良いかもしれない。K-1改にはどんな色でも似合うと思う。別にこうしたからと言ってニコンユーザーから怒られることも笑われることもないだろう。
うーん、こうなると黄色ステッチ入りのSLIDEも欲しくなってきた。手持ちのSLIDEはブルーとアッシュで気分で使い分けているのだが、ブラックも1本欲しい気がしてくる…。