PEUGEOT 308SW GTの年末メンテナンス

2019-12-30

 愛車PEUGEOT 308SW GTは相変わらず調子良い。残念ながら当初思っていたほど遠出はしていないのだが、それでも以前乗っていた207SWよりは距離は伸びていて、もうすぐ22,000kmを超えるところだ。

 気難しいという印象があるフランス車とは言え、現行T9型の308はしっかりと今時の車なので、12ヶ月ごとの点検以外に特にメンテナンスで気を使うことはないのだが、毎冬一応念のためスタッドレスタイヤに履き替えることにしている。

PEUGEOT 308SW GTPENTAX K-1改, FA 31mm F1.8AL Limited, f2.8, 1/4000sec, ISO200, -0.3EV
 たかがタイヤの付け替えだが、そういったことも含めて一切のメンテナンスをお任せしている原工房に久しぶりに行ってきた。
 
 ちなみに↑この写真はスタッドレスタイヤに付け替える前の夏タイヤの状態だ。超格好イイ。
 

原工房に並ぶチャイナブルーの306

 原工房はいつも通り新旧様々なフランス車で溢れている。しかも今回はチャイナブルーの306祭りみたいな状態だった。ここに写っている以外にもう一台カブリオレがいたくらいだ。

 なお、この子達の中に元愛車はいなかった。話によると3代目のオーナーが手放して以降の消息が不明となってしまったらしい。でも、走り続けている限りまた原工房に戻ってくる… かもしれない。
 

チーフ タイヤ交換中

 さて、そんな306や106に囲まれたなかで、我が308SWのタイヤを付け替えてもらった。もちろん、やろうと思えば自分でも出来る作業なのだが、プロにまかせればホイールもピカピカに洗ってくれるし、ボルトの締め付けトルクやタイヤ空気圧などなど、完璧に仕上げてくれるので安心だ。
 

スタッドレスタイヤの溝

 3シーズン目のスタッドレスはまだまだ溝も十分でコンパウンドも問題ない。17インチのスタッドレスは高いのであと2シーズンくらいこのまま行けると嬉しいのだが。

 と、その前に最近はすっかり車で雪山に繰り出すことが減ってしまったので、そもそもスタッドレスが必要か?というところを考え直す時期かも知れない。
 

リフトされた308

 さて、今回はタイヤ交換だけでなくオイル交換もお願いした。なので308SWはリフトでグイッと一段と高いところに持ち上げられた。
 

308の下回り

 こうなると下回りをじっくり眺めてみるチャンスだ。考えてみたら納車以来下側を覗き込んだことは一度もない。が、これまた最近の車らしくカバーに覆われ気味で特に見るべきところはない。

 というより、この308SWは都会っ子のはずなのに、なぜこんなに泥だらけなのだろうか? これが普通なのだろうか?
 

308のオイルパン周辺

 オイル交換のためにエンジン下のカバーが外された。さらに泥だらけだ。黒いハニカム模様の部分がオイルパン? 樹脂製に見えるのだが…。右のシルバーのユニットがATだろうか? 2リットルのディーゼルターボはわりと巨大なユニットなので、結構みちみちに詰まってる感じだ。
 
 なお、新車購入時にメンテナンスパックを契約しているので、点検ごとに原工房とは別の正規ディーラー(公式にはこの308SWはそこから買ったことになっている)にて無償で交換されている。

 その純正指定オイルも全然悪くはないのだが、以前に納車後に念のため原工房で交換してもらったMOTUL 300Vの感覚が忘れられないので、今回もお願いすることにした。なおこのエンジンは5.5Lものオイルを必要とする。
 

308のマフラー周辺

 リフトアップして下回りを覗き込み一番衝撃を受けたのはマフラーまわりだ。いや、薄々分かってはいたのだけど、リアバンパーに埋め込まれたカッター風の排気口は完璧なダミーで、実際のマフラーはこうなっている。

 考えてみれば、乗用車のクリーンディーゼルが黒煙や白煙を吐くことはもちろんないし、冷間始動直後に水蒸気を吐いてるところも見たことがないので気がつかなかった。
 

原工房トートバッグ

 年末に原工房を訪れるもう一つの目的が、FBMで余ったトートバッグをもらうことだ。3色全部もらってきた。これ、生地もしっかりしていてサイズもちょうど良いし、とても重宝している。
 

My PEUGEOTアプリ 2019年走行データ

 さて、308SWの走行データは全て自動的にMy PEUGEOTアプリに記録されているので、Excelなどでちまちまと記録を付ける必要はなくなった。今年1年のデータを確認してみるとこうなった。今年前半は特に空の旅に集中していたので、こんなものかも知れない。

 走行距離は7,000kmくらい行ってると勝手に思い込んでいたのだが、実際は5,500kmしか走ってなかった。コストは燃料代のみで高速代その他は含んでいない。そして燃費はとても良い。街中では15km/Lを割り込むが、高速や田舎道を走っていると軽く20km/Lを超える数字を叩き出す。しかもエコカーっぽさはどこにもない。

 さて、来年はいよいよ初車検を迎える。JGC修行も終わったのでまた車の旅を復活させたいと思う。
 

関連記事