2019年に撮った写真と買ったもの各4選

2019-12-31

 Twitterの写真クラスタ界隈では年末になると「今年の4枚」というタグがよく使われている。1枚でも3枚でも5枚でもなく「4枚」なのは、Twitterの仕様によるものなので、ブログでそのまま4枚という縛りを引き継ぐ必要はないのだけど、この際「4」という数字に乗っかってみることにした。

 ということで今年撮った写真の中から選んだ4枚に加え、今年買ったものの中から4品を紹介し、今年のまとめとしたいと思う。

今年の写真4枚

 まずは今年の写真4枚だ。写真として良い悪いではなく、今年の自分の思い出を象徴する4枚だ。

屋久島 白谷雲水峡PENTAX K-1改, HD DFA 24-70mm F2.8ED SDM WR(24mm),f8.0, 8sec, ISO100, -0.3EV
 今年の3月に屋久島に行ってきた。この写真は白谷雲水峡で撮ってきた。早朝にわずか1時間ほどのハイキングだったが、幻想的な苔の森の世界に圧倒された。縄文杉まで行く時間も体力もなかったけど、まさにもののけ姫の世界がそのままあった。屋久島はいつか必ず再訪したいと思う。
 

北海道エアシステム SAAB340B-WTPENTAX K-1改, HD DFA 15-30mm F2.8ED SDM WR(15mm),f2.8, 1/1600sec, ISO200, 0EV
 5月には北海道の根室まで行ってきた。100名城スタンプ最難関を制覇することとともに、JGC修行のための旅だ。そこでHAC(北海道エアコミューター)のサーブ340B-WTに乗って北海道を横断してきた。今年は北海道だけではなく奄美列島のホッピングもしたが、プロペラ機による空の旅はとても楽しい。
 

ミラノ ガレリアRICOH GR3, GW-4, f5.6, 1/400sec, ISO200, -0.7EV
 7月に仕事でイタリアのミラノに行ってきた。無理矢理時間を作って夕暮れのミラノの町を散歩してきたのだが、街角はどこもかしこもフォトジェニックでGR向きの被写体に溢れていた。そしてまるで絵に描いたようなガレリアの写真を撮ってきた。ワイドコンバーターGW-4も役に立ってとても良かった。
 

沖縄の星空PENTAX K-1改, smc DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED [IF](15mm, クロップ無し),f4.0, 30sec, ISO3200
 11月には沖縄に行ってきた。観光もとても良かったし自己満足な写真もいろいろ撮れたのだが、一番思い出深いのは夜のビーチで撮った星空の写真だ。仕上がりはこんな感じで微妙なのだが、オリオンビールでほろ酔い気味の中、真っ暗な砂浜に腹ばいになりながらカメラをいじって写真を撮っていたのがとても楽しかった。そして沖縄は何度行っても飽きない。また行きたい。

今年買って良かったもの4選

 続いて物欲系ブログらしく、今年買ったものの中から4つ良かったものを選んでみた。

RICOH GR3 青リング付き 
 まずはこれ。RICOH GR IIIだ。このカメラについては、もはやあまり説明の必要はないと思うが、これは本当に良いカメラだ。自分自身はあまり熱心なGRファンではなく、GRシリーズを手にするのはおよそ10年ぶりくらいだ。しかしこのGR3は久々に刺さったカメラだ。これが今年文句なく買って良かったもの1位だと思う。
 

smc FA31mmF1.8AL Limited ブラック
 
DA★300mmF4ED [IF] SDM 
 それからKマウントのレンズが2本。どちらも初めて手にしたものではなく、買い換えおよび買い戻しだったりする。FA31mm F1.8AL Limitedは本当に名レンズだと思う。シルバー版を持っていたがふと思い立ってブラックに買い換えてしまった。いまさらK-1改と組み合わせて真面目に使ってみると、まるでK-1改がGRのようになる… というといろいろ誤解があるし正確ではないのだが、実際のところそんな気がしている。

 DA★300mmF4EDは以前使っていたのだが、DFA150-450mmと引き換えに手放した。そしてDFA150-450mmを手放したらまたDA★300mmF4が欲しくなって買い戻した。新宿の防湿庫で激安で出ていた中古品だ。来年出ると言われている新型APS-C機に向けてまたDFA150-450mmは買い戻すことになるかも知れないが、次こそはDA★300mmF4を手放すことなく取っておこうと思う。
 

JAL Global Clubカード 
 最後に、これは「買った」わけでもなければ「物」でもないのだが、今年手に入れた「もの」と言う意味で「JGC会員になった」ことを挙げておきたい。

 今年一番力を入れて頑張ったことであり、結果的にコストも一番かけたのがJGC修行だ。8月にはめでたく条件をクリアし、JGCに入会することが出来た。もちろん上級会員ステータスを得たことによる今後のメリットも重要だが、それよりもJGC修行にかこつけていろいろな飛行機に乗り、旅行とは言えないくらいの短い時間ながらも全国あちこちに出かけたことが楽しかった。

 マイル修行僧は修行を終えてもまた空港に戻ってくる… そうだが、その意味がよく分かった気がする。いや、2020年はやらないけど、2021年はどうなるか分からない。

関連記事