3年ぶり…… ではないのだが、久しぶりに小岩にあるビリエットに行ってきた。以前は毎月のように通っていたお店だが、コロナ禍でいろいろと生活が変わってしまった。それはお店の側もそうだろう。一番悪い時期はずっと休業していたようだが、今では概ね復活し普通に営業している。
そしてイタリアンの秋の旬、ポルチーニ茸が入っているという噂を聞きつけ、出かけていくことにした。あの味は今でも忘れられない。ポルチーニのリゾットをもう一度!
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お店に到着すると予約してあった席にはこんなものが置いてあった。もちろんこのまま食べろと言うことではない。これから料理しますよ、という「見せポルチーニ茸」だ。
とりあえずよく観察して写真を撮りまくって、香りも嗅いでみたが松茸みたいな他のキノコ類と違ってほぼ無臭だった。
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前菜の前に(いや、一部としてかも)温かいスープ。確かひよこ豆のスープだったと思う。エスプレッソのカップにちょっとだけだが、見かけ以上にがっつり胃に染み渡る。
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そしていつも楽しみな前菜盛り合わせ。ラタトゥイユとか牡蠣のムースなどなどとともに、ビリエット自家製の生ハム! 美しい。そして美味い!
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ジェノベーゼみたいなこれはカラスミと春菊のリングイネ。カラスミのしょっぱさが美味い!(高血圧治療中)
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そしてお待ちかねのポルチーニ茸のリゾットがやってきた。パスタも選べたので大いに悩んだのだが、やはり鉄板のリゾットにしてしまった。もっちりした食感がポルチーニ茸の上品な旨味と良く合う。あぁ、秋がやってきたんだな、と身体の中まで実感していくようだ。
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この日はビールは飲まず、前菜はスパークリングワイン、プリモはシェフお勧めの白ワイン、そしていよいよ来たるメインのお肉料理にはもちろん赤ワインという、イタリアンらしい大人なコースとなった。
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そしてそのメインのお肉盛り合わせ。お肉大好きな食べ盛りの中年達のために800gで特注した一皿だ。
ピントが合ってるのがアンチエイジングビーフサーロイン、右奥でボケているのは四万十ポークのポルケッタ、左奥の小麦色のやつはトリッパのカツレツ、そして手前で見切れているのはニホンジカレバーのタリアータだ。どれもこれも魅力的なお肉達だ。
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付け合わせの野菜のグリルと、ポルチーニ茸のソテー。おぉぉ! さっきはパスタかリゾットかで迷っていたが、ストレートにソテーで食べるというのは一番贅沢かも知れない。
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一人前を取り分けてもこんな豪華な盛り合わせになる。お肉はもちろん野菜もキノコもどれも美味しすぎる。
ポルチーニ茸をふんだんに使った美味しいイタリアンを堪能してとても良い気分になったので、もちろん最後にドルチェ盛り合わせとグラッパもいただいてしまう。グラッパは今まであまり飲んだことがない気がするシボーナ ドルチェットにした。グラッパらしい無色透明の液体だ。これで完璧な〆となった。
グラッパはあんなにアルコール度数高いのに、不思議とスッとすべての食べ過ぎ飲み過ぎによるあれやこれやをリセットしてくれる気がする。少なくともこれが最後のトドメとなって酷いことになった経験はない(と思う……)。
月曜日は定休日で、そのたときどき休業日があるようなので電話などで確認した方が良い。あとランチもやってるのでお近くの方は是非。