smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limitedで都心の紅葉を探しに行く

2020-12-02

 東京の紅葉はそろそろ後半戦に移ってきたところだろうか? 毎年今年は暖かくて異常気象だとか言われることが多いが、今年はほぼ平年並みというか少し早めに季節は推移しているような気がしている。が、それは通勤も含めてあまり外に出なくなって季節感が狂っているだけかも知れない。

 とにかく、今年は遠出しつつの絶景黄葉狩りは諦めて、近場で済ませることにした。前回の散歩では中望遠の85mmを使ったわけだが、やはりそれだけだと飽きが来る。なので今度は逆に広角でできるだけ街の風景も入れてみることにした。

新宿高層ビル街の紅葉PENTAX K-1 II SE, FA31mm F1.8AL Limited, f8.0, 1/100sec, ISO100, −0.3EV
新宿の紅葉PENTAX K-1 II SE, FA31mm F1.8AL Limited, f16, 1/60sec, ISO100, −1.0EV
 11月下旬のある日、ちょっと新宿に用事があって出かけていた。西口の高層ビル街周辺は新しく整備されていることもあって、けっこう緑が多い。なのでわりとしっかりと紅葉もする。道幅が広いせいか街路樹とは言え巨木が多い。
 

秋の新宿高層ビル街PENTAX K-1 II SE, FA31mm F1.8AL Limited, f16, 1/60sec, ISO200, −1.0EV
新宿公園の入り口の紅葉PENTAX K-1 II SE, FA31mm F1.8AL Limited, f11, 1/60sec, ISO100, −0.3EV
 午後のそんなに遅い時間帯ではないが、冬至が近いこの時期の太陽は低くて、31mmくらいの画角でもすぐにフレーム内に入ってくる。

 なるべく光条が出るようにと思い切り絞り込んでみたが、あまりクッキリしたウニにはならないようだ。それにしてもこのレンズ、こんなに逆光に強かったっけ?と驚いている。K-1と組み合わせるまでは、どちらかと言うと逆光に弱く、すぐにフレアっぽくなるレンズだと思っていた。だが、なぜか今は違う。

 去年買い換えた新しいFA31mmは実は古いロットと比べて何かがこっそり変更されてるとか、カメラ側のセンサー面や内面反射との相性だったりするのだろうか?
 

コクーンタワーと銀杏PENTAX K-1 II SE, FA31mm F1.8AL Limited, f9.0, 1/200sec, ISO100, 0EV
都庁と新宿公園の紅葉PENTAX K-1 II SE, FA31mm F1.8AL Limited, f11, 1/60sec, ISO100, 0EV
 新宿西口の名物ビル2棟と銀杏。どっちも銀杏の鮮やかさに負けず格好イイ。
 

紅葉の始まりPENTAX K-7, FA31mm F1.8AL Limited, f2.0, 1/1600sec, ISO100, -0.3EV
赤い落ち葉PENTAX K-7, FA31mm F1.8AL Limited, f5.6, 1/80sec, ISO100, -0.3EV
 これはまた別の日、別の場所で撮った。レンズは同じくFA31mmF1.8AL Limitedだが、カメラはK-7だ。だから広角ではなく標準域の画角となる。K-1/K-1 IIとは世代も成り立ちもだいぶ違うカメラだが、FA31mmとの相性の良さという点では共通点があるような気がして、敢えて持ち出してみた。
 

木場公園PENTAX K-7, FA31mm F1.8AL Limited, f5.6, 1/320sec, ISO100, -0.3EV
青空と銀杏PENTAX K-7, FA31mm F1.8AL Limited, f8.0, 1/125sec, ISO100, 0EV
 うむ、やはりとても良い感じだ。今度はあまり良い思い出がないK-5でも使ってみて、改めて「カメラとレンズの相性」を考えてみたいと思う。

 ということで、やはりFA31mm F1.8AL Limitedは超良いレンズだ。これだけ普通に写るのに今時こんなに小さくて軽い。ちょっと発色が古くさいと感じることがあるくらいだ。値段も以前は破格(に高い)と思っていたが、最近の大口径単焦点と比べるとむしろ安いと思えてくる。

 そしてK-1/K-1 IIとの相性が良い。今回は概ね絞って使ってみた。大口径だからと言って絞り開放付近でボケに頼るレンズではない、ということをやっと覚えてきたところだ。むしろ絞ってこそ奥の深さを発揮するような気がしている。

 このレンズを初めて手にしてから10年以上が経っているが、いまだにそういう発見があるレンズで使っていて楽しい。
 


 

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