今年も亀戸天神の藤まつりを見に行ってきた

2024-05-05

 今年はソメイヨシノがものすごく遅咲きだったわりに藤はほぼ例年通りに咲いたため、桜の季節が終わったと直後に藤の見頃がやってくるという、季節感があるようなないようなよく分からない状態になった。

 ということで今年も地元の藤の名所、亀戸天神へ行ってきた。実際に訪れたのはすでに2週間以上前のことで、4月20日だ。この時点でほぼ満開、一番の見頃だったと思われる。4月中は天気が悪い日が多く、この日もスッキリ快晴ではなかったのだが、貴重な晴れ間と言うこともあってとても混んでいた。
 
亀戸天神の赤い太鼓橋と藤

亀戸天神の赤い太鼓橋と藤

 亀戸天神の赤い太鼓橋と藤の後継は江戸時代の昔から浮世絵に描かれてきた典型的な景色だ。ピントをどっちに置くか迷う。
 

亀戸天神の藤棚

亀戸天神の藤棚

 あしかがフラワーパークの大藤みたいな、巨大で長くて密度の高い見事な藤をみなれたせいもあってか、亀戸天神の藤棚はボリューム感についてはちょっと見劣りがするのだが、すっかり弱っていたかのように見えた一時期よりはすこし元気が戻ってきたようにも思える。ここはこれで良いのだろう。
 

亀戸天神の藤

亀戸天神の藤アップ

 マクロレンズをせっかく持っているのでぐいっと寄ってみる。藤の花はそよ風にも揺られてマクロ撮影がむずかしいものだが、AF-Cと連写の力業でなんとかなってしまう。

 ZMC105mmはボケが今ひとつかな?という印象があったが、今回撮った感じだとそうでもない。あとZ 8はハイライトの粘りがないなと思っていたが、このレンズと組み合わせると不思議と良い感じになる。
 

亀戸天神の藤と東京スカイツリー

 亀戸天神と言えば東京スカイツリー。黄砂でも降っていたのか空の色が全然青くなかったのだが、やはりこういう定番のアングルは撮らざるを得ない。
 

亀戸天神の藤

 個人的には境内の大きなケヤキの木を背景に見上げた藤の姿がとても好きだ。

 でもこうしてみると木漏れ日の丸ボケが欠けていてやっぱりMC105mmのボケはイマイチだと思う。近距離撮影はともかく、なにか標準から中望遠域の大口径レンズが欲しい。
 

亀戸天神の梅の実

 これはおまけなのだが、亀戸天神と言えば梅の名所でもあるのだが、梅の木には立派な実がなっていた。花が咲いた後どうなるのかは今まであまり気にしていなかったが、これらのみはどうしているのだろうか? これだけ梅の木があると相当な量になると思われる。食べたり漬けたり発酵させたりしないとしても、放置というわけには行かないような気がする。

 その後連休に入って谷間の平日あたりにあしかがフラワーパークにも行ってみたいと思っていたのだが、チャンスがなかった。あとはネットやテレビの報道などを見ていると、今年は例年以上に大変な混雑だったらしい。今年はちょっと人混みに揉まれる気力も体力もないので、行けなくて仕方がなかったと思う。またそのうち機会はあるだろう。
 

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