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2022年に買ったものや売ったものなどいろいろ総集編

 2022年の本ブログの総集編として、2022年中に買ったもの、売ったもの、買って良かったと思っているものなどを整理しながら、今年1年を振り返っておこうと思う。

今年のINとOUT

 まずは、以下にカメラ関係で買ったものと売ったものをまとめておく。リンクがある項目は関連記事に飛ぶ。

 こんな感じだろうか。買ったよ!という記事はすべて書いているはずだが、売ったよ… という記事はほとんど書いてない気がする。いずれにしても振り返ってみると数的には売り越し超過となっている。金額はその限りではないが、基本的には売ったものを原資としているので、純キャッシュアウトはそれほどではなかった。

 その結果、主要な手持ちカメラ機材は以下のようになっている(Qマウントやコンパクト機は省いた)。

 まずはKマウントのフルサイズ。これに関しては特に変わりはない。FA Limitedのうち31mmと43mmをsmc版からHD版に更新しただけだ。

 基本骨格はK-1 Mark IIのまま、画像処理エンジンを高速化し、カードスロットをUHS-II化し、できるだけ高画素センサーを搭載したK-1 Mark IIIを勝手に望んでいる(※ 個人の好み)のだが、多分そういう後継機種が少なくとも2023年中に出ることはないだろうと諦めている。なので、DFAシステムは動態保存を目指すことにする。
 

 大きな変化があったのはKマウントAPS-Cだ。約1年半使ったK-3 Mark IIIを手放すことにしたので、流れとしては撤退戦に入ってる。とか言いつつ、KF買っちゃったのだが。ただしDAレンズをこれ以上増やす予定は今のところない。
  

 そしてZマウント。今後を見据えて便利標準ズームを入れ替えた、フルサイズローエンドのZ 5は気楽に使えて十分な性能があって気に入っているのだが、本格的にZマウントを拡充するのはZ 7II後継機またはZ 9の一段下の機種が出てからにしようと考えているので、基本「待ち」の状態だ。
 

 ということで、あまり買い物が多くないので(突っ込み可)今年は控えめに3つだけ特に買って良かったものを選んでおきたいと思う。

買って良かったもの 第1位:RICOH GR IIIx Urban Edition(7月末)

 今年の買い物の中でもっとも買って良かったと思っているのはGR IIIxだ。

 昨年2021年は他に買い物しすぎて先送りになっていたGR IIIxだが、今年の7月にUrban Editionなる渋いボディカラーのモデルが出てきたので、この辺で一度試さねばなるまいと思い買ってしまった。

 欲しくて欲しくて堪らない期待の製品というわけではなかったのだが、実際に使ってみるとスペックや商品情報、色々な人のレビューなどを見ているだけでは分からない良さがあった。ただこれは基本「相性」の問題だと思う。誰にでもお勧めできる、というわけではない。

 GRと言えば28mm相当の広角単焦点というアイデンティティがあり、それはそれで特徴だったはずだが、40mm相当という少し狭い画角になったGRは本当に使いやすい。単に一眼レフ機などに40mmのレンズを付けるとのはまた少し違って、このサイズや操作感であるからこその何かがあると思う。全然具体的に説明できないのだが。

 GRシリーズは昔からそうなのだが奥が深すぎる一方で、このGR IIIxに触れたことで自分のカメラ観というか写真観が少し変わったと思う(そんなにたいそうな”観”があるわけではないのだが)。

 ちなみに上の写真でGR IIIxに取り付けているストラップはLOOPIEカメラストラップ/ アーバンカラーコンビ(グレーxネイビー)だ。柔らかい紐タイプで取り外し可能なストラップが欲しいと思っていたのだが、これがぴったりだった。

 編み紐デザインはおじさん向きではないかも知れないがカラーでそこはカバーしているし、何しろ見ての通りボディカラーとの相性がとても良い。使用感も期待通りだし、作りもとても良いのでGRシリーズにはお勧めのストラップだと思う。

買って良かったもの 第2位:NIKKOR Z 24-120mm F4 S(6月末)

 次点はこのレンズをあげておきたい。

 今年の1月末に発売になって以来、人気と色々な社会情勢のせいで入手困難になっていたZマウントの標準ズームを6月になってなんとか入手した。それまで使っていた高倍率ズームNikkor Z 24-200mm F4-6.3 VRも気に入っていたのだが、望遠端の長さと引き換えに明るさと最短撮影距離を取り、置き換えてしまったものだ。


 
 Sラインのレンズなので鏡胴の質感も良いし、レンズファンクションボタンやピントリングと独立したコントロールリングなども備えている。このクラスの標準ズームとしては望遠端105mmというレンズが多い中で、+15mmされているうえに開放F値がF4通しなのがとにかく良い。それがこのサイズなのだからミラーレスの特長をよく生かしたレンズだと思われる。

 描写性能もとても良いと評判だ。実際に使ってみると周辺部はどうかな?と思うこともあるのだが、色々バランスを考えるとこんなところだろう。全体的に24-200mmよりはやや上なのは確かだと思う。そして何より内容に対してお値段が安いのも大きな特徴だと思う。

 Z 5で使うにはやや役不足かも知れないが、いずれ来る新ボディでもメインの標準ズームとして使えるだろうと期待している。
 

買って良かったもの 第3位:Apple Watch Series 8(9月末)

 3つめはカメラ関係ではないのだが、これを選んでおきたい。9月の発売と同時に買ったApple Watch Series 8だ。


 
 とは言えこれを買ったおかげで何かが変わったと言うことはない。それまで使っていたSeries 6が傷だらけになりすぎたので、それを更新しただけと言える。でも自分にとってのApple Watchの重要性や依存性については↓以下の記事にくどくどと書いたとおりで、完全に生活を支配されている。iPhoneもiPadもMacも、このApple Watchにぶら下がっている周辺デバイスという感覚だ。

 なお↑この記事にも書いたApple Watch用の保護フィルムだが、だいたい月に1枚ペースですでに3枚くらい交換している。。使い方のせいか、何かの拍子に端っこを引っかけて剥がしてしまうようだ。多少剥がれた程度ならすぐに張り直せるし必ずしも交換する必要はないのだが、見た目が悪くなるのでケチらずに毎回新しいフィルムに貼り直している。

 あと、純正のスポーツバンドは非常に良い。装着感も良いし耐久性も高そうだ。まだ3ヶ月程度だが表面のマットな質感と手触りも変わっていない。色違いでもう1本買っておこうかと思ってる。

番外編 今年一番の思い出:北海道ドライブ旅(5月末〜6月初)

 これは「買ったもの」ではないのだが、2022年中にお金と時間をかけたモノやコトのなかで、ダントツ1番良かったと言えるのは、5月末から6月初にかけて出かけてきた北海道ドライブ旅行だ。

PENTAX K-1 II SE, HD DFA24-70mmF2.8ED SDM WR(29mm), f8.0, 1/500sec, ISO100
 詳細や経緯はすでに以下の通り8エントリーにわたって書き尽くしているので、改めて思い出話を書いたりはしない。写真は数枚貼ってしまったけど。

 我が愛車PEUGEOT308SW GTをドライブしつつ、PENTAX K-1 Mark IIで写真を撮りながらの旅は、今になって思い出すだけでも心がキュッとなる程度には、大変贅沢で楽しい素晴らしい旅だった。

PENTAX K-1 II SE, HD DFA*70-200mmF2.8 ED DC AW(170mm), f3.5, 1/2000sec, ISO100

PENTAX K-1 II SE, HD DFA24-70mm F2.8ED SDM WR(24mm), f8.0, 1/50sec, ISO100
 車もカメラもレンズもこのために買ったと思えば納得出来るくらいだ。

 いやいや、そう考えるとまだ元は取っていない。是非また行かなくてはと思っている。

過去の総集編

 

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